ほぼ週刊☆東雲色Surf舟便

　今年は7月20日が終業式である。子ども達にとっては愉しい、親達にとっては懐が苦しい？（笑）夏休みの始まりである。ここ数年の我家は、特別な事情が無い限り、この日がDisney詣での日なのだ。午後から時間休暇を取り、飛んで帰ってガキと愚妻を乗せ、まさしくtouch＆Go！で行くのである。運転手の昼食は、機内食よろしく、嬉々と盛り上がるガキ連中と愚妻の会話をBGMに、道すがら喰らうのだ。（苦笑）

　例年この日は、流石に来園者が少なく、非常にスムーズにアトラクションをこなせるのだが、本日は違った。”カリブの海賊”というアトラクションが、同名映画の好調を受けリニューアルし、公開初日となったのである。今まで、閑散として人気がなかったアトラクションで、真夏や真冬時の、暑さ寒さ凌ぎが精一杯といった状況だったのが一変し、人、ひと、ヒト、で溢れていた。『やられたぜぇ～ぃ！』と落胆したのも束の間、公開初日の今日に限り、来園者に記念のキーホルダーを配布していた。こういったところが、Disneyの商魂なんだろうなぁ…。確かに悪い気はしない。まんまと術中にハマル感じがした。（苦笑）当の海賊アトラクションは、リニューアルといっても、主演俳優の人形が3箇所ほど追加設置され、途中にビジュアル的な仕掛けを新設したくらいのものだったが、主演俳優のファンが大半を占めているようだったので、皆一様に満足気であった。

　さて、御一行様の目的も達成され、あとは通常の観覧行動である。とりあえず、カヌーを漕ぎ、巨雷山（中国語では、こう書かれていた。）のトロッコ電車に2度も乗り、飛沫を上げて滝落ちをし、暗がりのJet-coasterも乗り、電飾仕掛けのお化け屋敷に、やたらと高所の旋回飛行塔、更にはゴーカートと、午後出の割にはバシ！バシ！と引率任務をこなした。途中、紛い物の中華麺をすすり、お土産モノ屋では会計の順番鳥と化し、閉園までガッツリと過ごしたのだった。

　帰路は、お約束の一家爆睡！運転手は、本来海へと通う際に使用する裏道を駆使し、御一行様を無事我家まで御連れした。ん～、もはや今週末は、漕ぐ気力も体力も残っていない…。とほほほ…（涙）。