ほぼ週刊☆東雲色Surf舟便

　今年は高校GALが受験生となり、真ん中のgalも中学生となった。小五の風雲児には気の毒だが、FamilyCampは無しなのだ。やはり、この”お盆”の時期にしか行動できないという事は、かなりのリスクなのである。…っでだ。ガキ連中には面白くない”宿題大作戦”が展開される。チンピラ親父は、当然の如く、朝練である。（苦笑）

　以前、御一緒させて頂いたベテランパドラーの方と13海里Blendを漕ぐ事となった。この処Zephyrでの漕ぎが続いたので、Inukで出かけた。彼は４ｍ艇のRasaという舟。４ｍ艇でも、難なくInukと並漕している様は、『やはり漕ぎ手次第で舟の性能は変わるものなのだ。』と実感した。もっと正確に言えば、『漕ぎ手次第で、舟の潜在能力が引き出されたりも、封じ込められたりする。』と言った感じだろうか。

　私はチンピラであるが故に、我武者羅漕ぎに陥りやすい、しかし、彼に並漕して頂くと、『もっと舟とPaddleを信じて漕げよ。』と言われているように感じる。舟、人、Paddleがバランス良く噛み合う中で、初めて舟は効率よく前に進むのだと実感する。何一つ、言葉で教えを説くわけでもない。屈託の無い会話をしつつ、並漕して頂くだけで、実に勉強になるのだ。

　今月末から来月の初旬にかけて、水門が開いてしまえば今年の13海里Blendは終了である。そして横浜運河Raceがやってくる。開催日は10月28日（日）だ。今回の13海里Blendは、次のRaceへ向けて気持ちを切替える良い機会となった。並漕頂き、感謝至極である。