ほぼ週刊☆東雲色Surf舟便

　やっと、今年になってからの積算距離が500kmに達した。さすがにInuk君の扱いも、”慣れ”を実感できるようになってきた。多少、川風に吹かれても、2cmの座布団を敷いたまま、ビビらずに漕げるようになったのだ。また、練習モード、Raceモード、遠漕モードと、自分に合わせた微妙なセッティングも、かなり解ってきた。自分自身、何気に設定した500km漕ぎという目標だったのだが、やってみると、思っていた以上に得るものがあり、正直、驚いている。『石の上にも3年。』『一つの舟で500km。』である。

　さて、本日の朝練であるが、先週に引続きユッタリペースの20km漕ぎを行なった。極力、休憩を削り、疲れたらペースを落としながらもパドリングは止めない漕ぎをした。休憩漕ぎの際は、上体の捻りと足の蹴りを意識し、前傾を保持するよう努めた。7月までの練習では、右側に傾いた姿勢になっていた感じだったが、今日の練習で若干ではあるが、矯正ができた感触を得た。これも500ｋｍを漕ぎ、舟に慣れてきたからなのかもしれない。更に、今日は潮の引き具合が激しく、水位が非常に低かった。本流筋を外れると、Paddleが川底を突付く状況だった。そんな中、限られた深みには体長５～６０ｃｍの鯉が群れをなしており、突如として四方八方へ散っていく有様は、爆雷攻撃を受けているような感じであった。

　さてさて。好感触で幕を開けた今回の3連休。御家族任務も発動されてはいるのだが、もう一回くらい、朝練ができたら嬉しいのだが…。