ほぼ週刊☆東雲色Surf舟便

　第６回を数えるようになったSurf出撃である。家事任務（雛人形Setting）を土曜日午前中にやっつけて、同日午後からwebにて波情報をCheckしていたら、ななっなんとぉ！日曜日はサイズダウン傾向で、Surfにならない状況と出ているではないか！『しめた！』内心小躍りしている自分がいた。

　大体、波情報ってのは、そこそこ乗れる方々にとっての情報なのだと思っている。チンピラ親父のように”駆け出し”のビギナーにも届かないような者は、「今日は波が無く、Surfにならないですよぉ～！」くらいの予報で海に入って丁度良かったりもするのだ。本日御一緒頂いた諸兄の中に、「どっかのブログで、”Board-Surferの波サイズ【胸】は、Kayak-Surferの波サイズ【頭Over】だ！”って書いてあったなぁ…。」と仰る方がいたが、まさに目線から受けるイメージを、ピタリ！と云い得ていると感心してしまった。”駆け出し”にとっては、波無し予報こそ出撃の合図なのさっ！苦笑

　さて。そんな今回、いつもの諸兄に加え、前々回に御一緒頂いた、兄ぃことZg氏もSurf艇とRodeo艇の２艇仕立てで参戦。大いに盛り上がった。波のサイズはスネ・膝～腿くらいで、時々腰・腹サイズがきた。Kayak-Surferにとっては【頭サイズ】なのだ。笑
　そしてチンピラ親父は、それらの波に今回も果敢にAttack！序盤戦は毎度の如く、one-RIDE＝one-ROLLだったが、次第に前回までの感覚が思い出されてくる。ユルユルした波なので、多少マゴついても、波が待っていてくれる感じ。そんなこんなで短くも、沈せずに斜めって乗れるようになる。…と、何本目の時、乗ってすぐにレギュラー方向が崩れるのが見えた。『うへっ?!やばっ！』今の自分に、それをかわす事などできない。沈覚悟で上体を初めてグーフィー方向へ捻って、右足の膝を弱冠持ち上げてみた。幸いグーフィー側は斜面も切り立っておらず、スゥィ～！っと斜める事ができた。更には、沈もせずに波を乗り越えられた。『やったぁ！初めてグフィーへ斜めったぞぉ！』

　その後は、いつものレギュラー方向の波に乗っていた。すると、今度は同行の”我等が斬込隊長”Dandy-H氏が近付いてきて、「エッヂで切るイメージ。上体は、もっと思い切って波側にあずけてみるとイイよ。」と、リアルタイムのワンポイント・アドバイスを頂戴した。今度は、このアドバイスをイメージしつつ果敢にAttack！１、２本。乗ってからスゥィ～ィ！っと斜めって沈せず波を越えた。短いRideだったが、スッゴク気持ち良かった。たかがワン・モーションなのだが、初めてリラックスしつつ波を斜めった感じがした。未だに、その時の並みの斜面、ブランコのような乗り心地、乗り越える時の波頭が目に焼き付き、心に残っている。これで、また２週間は”奥歯を噛締めるような生業”と対峙できそうだ。毎度の事ではあるが、御同行頂き、御厚情を賜った諸兄に感謝、感謝である。

　帰路、昼の休憩時間を駆使して探し当てた、最安値有料道路使用経路にて帰着した。時間的には、今までの経路より、やや遅いものの実用には充分と言う事が判明し、また外房が近くなった感じがした。帰宅後、舟や装備を洗いつつ、洗濯物を取り込み、愚妻のShopping-Sherpa任務をこなし、チンピラ親父の”ほろ酔いSet”を堪能して人心地である。さぁ！また１週間、とりあえずヤッツケルか！笑

　追記：今回の日記画像は、本日、Dandy-H氏に撮って頂いた物。激!感謝。m(__)m