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カテゴリ:陸上任務
奈良薬師寺に安置されている仏像。日光月光菩薩様が、東京へ、いらっしゃると言うニュースを聞いたのが、年度末の無茶苦茶繁忙期だった。新聞広告等をチラ見すれば、6月の初旬まで開催しているという事が判った。『うっし!ぜってぇー!見に行くぞぉ!』マジで、そう思ったチンピラ親父は、御家族の皆様に宣言をした。「お前ぇら、この機会を逃すと、もう一生、日光月光菩薩の後ろ姿を間近で見られないぞ!絶対に、皆で見に行くぜぃ!」キョトンとする御家族の皆様、しかし、それでイイのだ。当のチンピラ親父だって、仏像や歴史に詳しい訳でもない。正真正銘、チンピラ根性でモノを言っているだけなのだから。(大笑)国の宝を、格安にて目の当たりにできる機会は、そうそうあるものでは無い。ましてや、普段は一般人の目に触れない部分が公開されるとなれば、難しい理屈は二の次、三の次で良いのである。
…とは言っても。例年に無く煩雑な事務処理案件が勃発する生業と、このところ目覚めた波乗り舟の魅力に翻弄され、御家族の皆様とのコンタクトが今一つ、かみ合わない週末を送っていたチンピラ親父であった。そんな状況を察するが如く、海神様は、先々週のSurf出撃でチンピラ親父の腰を痛めつけた。こうでもしないと、この貴重な機会を逃してしまうかもしれないからか…。実に的を得ている!見抜かれている!かくして本日、普段は部活でスケヂュ-ルが合わない中学GALさえも、見事にタイミングが合い、公開最終日で、メッチャ!混みの中でも、御家族皆で国宝を見ることができたのだ。海神さまの慈悲に只々、頭を垂れるのみである。 波乗りをやり始めてみて、神様の存在を疑わなくなりつつある昨今だ。他力本願的な神頼みの視点ではなく、身の回りの事象に対する自分の在り方の解釈という視点である。『全ての事には意味がある。』(自分の身の周りで起きる事には、神様からのメッセージが含まれている。)という考え方が、実に納得できるのだ。波に乗っているのではなく、遊んでもらっている。自分の人生を生きているのではなく、八百万の事象に、生かされているのだと…。 歳をとったと言う事なのか…。本日見た仏像は、どれも涙が出るくらいに、愛に満ち溢れた表情をしているように感じた。マジで、目頭が熱くなった。心から、感動した。波乗りに出会わなければ、判らなかったように思うのだが…。ありがとう、海神さま。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2008.06.08 22:35:34
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