ほぼ週刊☆東雲色Surf舟便

　この３連休、土日を使って２度目のSurf＆Campをやった。毎度の事ながら、御世話になっている老舗倶楽部さまの”お月見Camp”に混ぜて頂く格好である。更には、小６の愚息同伴で御厚情を賜ってしまい、心底有り難かった。

　土曜日早朝、愚息を起こしSurf出撃開始！寝起きこそ目を擦っていたが、車に乗ると、やたらハイテンションな愚息。チンピラ親父の「寝ててイイよ。」って言葉は、何の躊躇も無くスルーされた。…で、約２時間半後に現着。そしてチンピラ親父が木端微塵にやられている間、言いつけ通り、よく待ってました。まるで大五郎ぉ…。（笑）
　Surf撤収８時半。装備品等の洗浄＆御着替え後、９時ちょぃ過ぎにCamp地へ向け出発。途中、地元スーパーにて不足食料等の買出しを済ませ、こちらも約２時間半にて現着。昼食を済ませ、テントを張り、リクエストの舟漕ぎに御付合い。日が傾き始め、人と舟と装備の潮を水で洗い流し、そこからは怒濤の如く”お月見Camp”に…。
　思う存分愉しんだあげく、これまたリクエストにより、日曜日は昼過ぎまでCamp地にて過ごした。その後は、御約束のような事故渋滞との戦い。当然の如く、愚息は爆睡！チンピラ親父、気合にて何とか乗り切った。帰宅後、「また行きたい！」を熱呼する愚息。はたして、どうなりますやらぁ…。

　ふと、今回思った。倶楽部のMemberで、御子息同伴の方がもう１名…っつか、１家族(３名)いらっしゃった。当然、愚息との対面も初めてである。「初めまして、よろしく。」と挨拶を交わすも、互いに、今一つシックリときていない。まぁ当然と言えば、当然の結果なのである。少なくとも、ここまでは…。
　事態は、どちらからとも無く発せられた「ゲーム大好き！DS持ってきたよ。」の一言で急展開をみる。ゲーム機を出し、通信機能等で対戦が始まる頃には、すっかり打ち解けて３名で大盛り上がりとなった。
　思い起こせば？十年前。散々テレビっ子の呼称を浴びせ掛けられ育った自分。当時、めったに会わない遠縁の見知らぬ子であっても、テレビ漫画の話を切り出すと、すぐに打ち解けられた事を思い出した。今の子ども等にとっては、ゲーム機やゲームソフトは、一種のコミュニケーション・ツールでもあるのだ。子どもの心は柔軟性が高い。いつの時代でも、大人が思っている以上に心の柔軟性があるもの。だからゲームやソフトだけを云々するのではなく、「過ぎたるは及ばざるが如し」の諺通り、正しいバランス感覚を身に付けることが肝要なのだろう。お月見Campで一杯やりつつ、つらつらと思ったチンピラ親父であった。