ほぼ週刊☆東雲色Surf舟便

　生業が年度末進行色をおびてきた。経理系やら人事系やらの伝要や書類が乱舞し、人が入れ替わる季節が目の前なのだ。この”嵐の前の静けさ”を利用し、有休作戦にて妙心寺展へ。久々に国宝を見学してきた。もちろん愚妻を伴い、海上家妻保険の積み立ても忘れはしない。（笑）

　妙心寺は禅寺なんだそうだ。学生の頃、北鎌倉の円覚寺禅堂居士林にて座禅会に参加した事がある。独特の空気をもった禅の世界に、チンピラ学生だった私は、木端微塵の１週間を過ごした。しかし終了後、不思議と『チンピラはチンピラでイイぢゃん。』って、当時モヤモヤしていた心が、少し晴れた事を記憶している。そんな雰囲気も感じつつ、重文やら国宝を見学。久々に心が潤った気がした。これで週末の波乗りor舟漕ぎがあれば、書類の嵐も乗り切れそうだ。

　ふと、禅と波乗りって感覚的に似ているように思った。平常心、自然体、無、等々禅のキーワードって波乗りに通じる言葉が沢山ある。きっと波乗りが、大自然が作り出す波で、純粋に遊ぶ事だからなんだろうなぁ。さて今週末は、チンピラ親父向きの波が来るのだろうか？ん？その前に、デスクの書類を遣っ付けないとね。むひひひひ！（苦笑）