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カテゴリ:Surf-Kayak
何だか湿気だけはジトーッ!っと漂っているんだが、気温は上がらずに夏らしさが今一つな昨今。先週末は原因不明の倦怠感に加え、この間痛めた首筋から肩、腰の鈍痛が抜けずにドタキャンNO-SURFだった。思えば8月には入り、急に御家族任務やら、神輿用務やら、果ては”御盆進行”的な拙生業の書類作成で、チンピラ親父は身も心もヘロヘロ状態なのである。(苦笑)
さて、そんな感じの今週末。久々に雷を伴なった土砂降りの金曜夜を遣り過し、早朝?(笑)2時半起にて、いつもの外房波道場へ向かった。現着5時半過ぎ、既に斬り込み隊長Dandy-H氏はスタンバっていた。「体調は回復しましたか?台風スウェルでも、今日は危険な状況では無いようです。しかし油断はいけません。心して入りましょう!」と真面目なコメントの後、「迷わず入れよ!入れば分かるさ!はっはっはっはっ!」と、いつになく力の篭ったDandy-Smileを轟かせて舟を担いで行ってしまった。 納豆巻きと練り梅おにぎりを腹に入れつつ隊長を見送り、身支度をしつつ波見。手前は名物の怒DAMPERだが、OUTへ出れば何とか乗れそうな波が時々来る感じだ。追っ付けで現着のボンバーM田氏、OUT-RiderのW田部長、更には世界大会より帰国したyarisa女史も加わって、本日の艦隊はヘルメット5で出撃となった。 1週明けの出撃。気を引き締めて漕ぎ出すと、明らかに今までとは違ったカレントが岸際を北へ流れていた。まるで川のようだ。そんなカレントに気を取られていると、正面からは胸Sizeの怒DAMPERが…。久々に反り立つ壁に向かって、ROLLをしつつ突っ込むって事を2度3度と強いられ、ようやくOUTへ出られた。OUTでは、厚めの台風スウェルがドヨォ~ン、ボヨォ~ンとやって来ては、暫らく凪いでを繰り返していた。すると、沖の方に一段と高いウネリがモヨモヨモヨって感じで盛り上がってきて、グググゥ~!っと反り立ち天辺からジャワジャワと崩れ出した。「来たよ!来た、来た!」一同、それなりの間隔を取ってtake-off!しかし、Power-ZONEが狭く、乗れるのは一人か二人が精一杯。まるで”くじ引きSURF”状態だ。そんな中、W田部長はシッカリと乗っかって右左とカーブを切って行く。『ん~。流石だぁ…。』と感心しつつ、根気良く待っていたら、チンピラ親父の浮いていた処にPower-ZONEがヒット!実に爽快な直線番長を堪能できた。海神様と、艦隊諸兄に感謝した事は言うまでもない。その後も、長目のRideが1本と短目のが2本くらいできたので、欲をかかずに潮時と判断し上がった。 撤収中、浜が騒がしいので目をやると、水難事故。ライフセイバーの方が忙しく対応していた。程なくして救急車等が到着し手当てを行なうも、あまり良い結果が得られるように感じなかったが、どうだったろうか…。 どういう経緯なのかは不明だが、打ち上げられた場所は、海水浴場外の遊泳禁止区域だった。波乗りをやっている方々は判ると思うが、波打ち際でもカレント(海流)が強く流れている所は、大人でも足元をすくわれるし、更に、そういう処は急に水深が深くなっていたりする。波打ち際の波の下は、砂浜のすぐ目の前でありながら、本当に油断なら無い場所なのだ。事故に合われた方の無事、そして二度と、このような事が起こらないように祈るばかりである。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2009.08.09 11:51:34
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