ほぼ週刊☆東雲色Surf舟便

　毎年恒例となっているSurf＆TRIP。もっとも、海無県からの週末出撃は、それ自体がTRIPの同義語だったりもするのだが、ともかく房総半島を半周してくるのだから、単に外房の往復となる週末出撃とは一線を画すのである。（笑）
　TRIPの目的は、内房の浜にある夏期Camp場整備。主に海風によって砂に埋もれた施設（階段やら、キャンプファイヤースペース等）の発掘？（笑）作業だ。もちろん自治体による整備も行なわれるのだが、何せ人手の要る作業なので、大人のボランティアである。チンピラ親父は、普段何かとお世話になっている倶楽部様の年中行事と言う事で、極力毎年、微力ながら参加させて頂いているのだ。

　そんなこんなの今回。いつもより早目の集合が掛かり、波道場に着いてみると波が無い！『へっ？マジぃ？！』ってくらいに無い！これだから波乗りは現場合わせって事なのだ。まぁそれでも、時々腰腹くらいのSizeが入るので、ともかく入水と思っていた矢先、隊長が「あれぇ？やなっちさん？！」と大きな声を上げた。「えぇ。はいぃ…。」と応えたユルイ感じのエクザイル風な青年は、なんと沖縄から北海道を目指し自転車とリヤカーでSurf-TRIPを続けている通称やなっちさんだった。聞けば、北海道に辿り着いてからは、日本海側を南下し、日本一周のSurf-TRIPになるんだとか。大したものである！彼の旅が無事に終えることを切望する。やなっちさん、ガンバ！

【　小さなSizeも容赦しない隊長　】

　やなっちさんも、はじめてみるSurf-Kayakには興味をもたれたようで、実際に乗っている処を見てみたいとの要望もアリ、隊長と入水。本日の艦隊は、またしてもヘルメット２也。
　隊長は、いつもの如く小波も容赦せずガン!ガン!乗り、チンピラ親父は小波にも容赦されず、グル!グル!になって波舟の挙動をご披露した。（笑）一旦上がり、彼を見送った後に、もう一乗り。しかし、波は徐々にサイズダウンし、９時前にはベタ凪状態…。内房までの移動もあるので頃合と判断し、撤収となった。その後は、波見をしつつ、ひたすら南下。御宿、部原、鴨川と行けども、行けどもベタ凪状況は続き、本日は広い範囲で波が無かった事を知った。こんな事もあるんだなぁ…。

　昼ちょぃ過ぎに内房の浜に到着。途中で買い出した昼飯をかきこみ、早速発掘？（笑）作業に取り掛かった。本当は日曜日に作業を行なうのだが、チンピラ親父には、家事任務が発動されており、どうにも侭ならず土曜日の夕方には帰路につかねばならなかったのだ。…っつぅー事で、キャンプファイヤースペースの外廓ブロックを辛うじて発掘し、久々にお遭いした倶楽部の皆様と談笑の後帰路についた。

　今回も、実に充実した出撃となった事は言うまでも無い。毎度の事ながら、海神様と本日出逢った皆様には、感謝！感謝！であった。皆様、ありがとうございました。また次回、宜しく、お願い致します。
　追伸：やなっちさん、体には、気を付けて。旅の成功を祈ってます！