鬱陶しい梅雨が明けたと思ったら、猛暑日の連続。つくづく人間の都合で自然が動いている訳ぢゃないって事を実感する。空調の聞いた職場と外とを行き来しつつの生業、さすがに金曜日ともなると、自律神経も参ってくる。そんな昼下がりに隊長からの波メールだ。『明日土曜、ユルユル予報にて出撃!2ROUND目はBBで出ます!』なんとぉ?!BBってぇ…。前段では愛犬が亡くなり落胆深しとの記述もあったのだが…。まぁ、そういう事もアリっちゃぁーアリですな。『諸々了解!お供します!』と返信したチンピラ親父、金曜の昼下がりだった。すると、今度は朝練隊方面より週末MLが矢継ぎ早。皆様、疲れておられますねぇ。当方も、またくの同感であります。結局、謎のポパイoff以来ご無沙汰の”れんじさん”が出撃するって事で話は落ち着いた。
隊長がBB(ボディボード)を繰り出し2Rをやるって事なら、当方もコミ先生譲りのショートボードを試してみるかと思い、いつもの装備に板を加え、いつもの波道場を目指した。現着は6時過ぎ、既に隊長とれんじさんがスタンバイ、更には出勤前の1ROUNDっつぅー展開でyarisa女史が入っていた。海を見れば、ユルユル予報とはいかず、Sizeこそ小さめなのだが、大潮直前の引きって事で、岸際がメチャ浅のDAMPER状態だった。「それぢゃ、先に入ります。」と向かう隊長&れんじさんを見送りつつ身支度を整え、追っかけた。本日の艦隊、ヘルメット4也。
【 バッチリ決まった隊長のBB姿 】
【 お約束のバック・エントリー 】
【 ショートボード、こりゃ愉しい! 】
画像提供:我等が斬り込み隊長Dandy-H氏
毎回ありがとうございます!
Sizeこそ腿前後なのだがDAMPER-GATEが出現している。当然の如く、時々腰・腹Sizeになって畳み掛けてもくる。間合を見計らってgettngしないと、引っ繰り返され、浅場の岸際を転がる事になる。結構これが油断ならず、首筋を捻ったりしてDamageを喰らうのだ。何度かRollをしつつoutへ。…と、ここで出勤前の1ROUNDを堪能したyarisa女史は上がり。仕事前の数時間を波の上で過ごせるなんて、実に羨ましい限りである。
ほどなくして、れんじさんも出てきて、岸際ATTACKから、沖出しATTACKにスイッチし始めた。流石である。チンピラ親父も負けじと、割れ難い波の中、タイミングを見つつtakeoff。テク不足にてワンモーションが精一杯の状況…。モヤモヤが溜まり、深追い厳禁と心に決めつつも、ついつい出口の無い小DAMPERへチャージ…。ザッパーン!バウへの勲章は免れたものの、岸際で転がされ、Paddleのグリップがスカスカになってしまったので、ジタバタせずに沈脱を選択した。浜に上がると「それじゃ、また♪」と、れんじさんが上がる様子。聞けば、れんじさんも仕事前の1ROUNDだったようだ。海無県からの仕事前サーフトリップ?!気合の入り方が半端無い!
その後も隊長とチャージを繰り返すも、いよいよ浅くなってきて、勲章を頂きそうな気配が濃くなってきたので休憩をとり、2ROUND目に。隊長はBB、チンピラ親父はSBで再度入水した。しかし、ヘルメットにPFDを装備したBBやSBのサーファーなんて、この波道場でしか見られないだろうなぁ。(笑)もっともエクストリーム・サーフとかなんかの、アドベンチャー的サーフィンDVDで、PFD装着のサーファーは見たことあるケドぉ。
小1時間、コミ先生譲りのSBと格闘。当然、スープで飛び乗る感じなのだが、それでもタイミングが合った時は、膝を乗っけて四つんばいくらいまでいけた。ともかく、波に乗った時と、そうじゃない時の浮力の差があり過ぎ。だが、その変化の度合いが、たまらなく愉しい!まだまだボードにしがみ付いての直線番長なのだが、カヤックにはない愉しさを実感した。波に乗ると言う点では同じ道具って事になるのだが、舟と板とは全くの別物だ。座右の銘”GET-WET”という感覚を実感できた板初挑戦となった。
本日も、海神様と同行させて頂いた諸兄様方に感謝した事は言うまでも無い。皆様、ありがとうございました!また次回、宜しく、ご指導方、お願いいたします。
PS@帰宅後、長年愛用してきた防水デジカメ(SONYサイバーSHOT U60)通称お地蔵さんが浸水OUT!となっていた事が判明しました。辛うじて取れた画像が救いって感じ。いやはやパドルと言いカメラと言い、装備の入れ替え時期って事でしょうかねぇ。(苦笑)