カテゴリ:ムートンのこと
今日、小児科に行った。 前回、小児科の医者が心配していたムートンの性格について 最近はどうか?と聞かれた。 今回も前回に続き、洋服を脱ぎたくないと大泣き、騒ぎたい放題。 ラパンと2人かかりでとりかからないとセーター1枚も脱がせられないくらいであった。 無理矢理脱がされたムートンは敗北感でいっぱいな顔をしていた。 しかし、泣きながらではあるが、 医者の指示には大人しくしたがっているところが可愛い4歳児である。 診察が終わり、洋服を着させると、 医者の机の前に座りニコニコしている。 全く、あの大泣きは一体なんだったんだ? “質問は?” と、聞かれ、触診の時に言った足の湿疹と、 まだ出来ないトイレでのうんち、 そして今回の大きな問題、begaiment、 そう、”どもり”である。 ココ最近、何故か異様にどもるのである。 口をあうあうさせて、言葉が出ないのである。 私が神経質なのかどうか分からないが、 この姿を見るのは本当に辛い。 テレビでこのどもりについてやっていたのを見た事があるが、 この障害(っていうのは大袈裟さかも知れないけど)は精神的な作用が大きい。 親が厳しかったりすると、それが原因である事もあるくらい。 だいだいはorthophoniste(発音矯正士)の所に行けば直るのだが、 治療が早すぎても遅すぎてもいけないらしく、 見極めが肝心とのこと。 今回は大丈夫だと楽観的に見て後で問題が大きくなっても困るので、 ごくごく最近の事であったが、医者に相談する事にした。 まず、湿疹は別に問題なし。 クリーム(ウチはDexrerylを使ってます。)を塗って、 できるだけ綿のズボンにしてくれとの事。 アレルギーじゃないね、ほっ。 (卵アレルギーだったので、ちょっと心配だったけど) トイレについて、 ”まだ、準備できてないから、今まで通り、ゆっくり長い目で見て下さい。 そのうち、心の準備ができて、できるようになるから。 うんちを自分の身体の一部だと思っているから、 それを捨てれないんだよね。” との事。 ながーい目で見ましょうね、はい。 さて、本題のどもりについて。 笑顔で医者は、 “早く大きくなりたいんだね。 ムートンは本当に面白い子だよ。 したい事、やりたい事が沢山あって、 しかもそれをどうしてもどうしてもしたい強い意志があるから できない自分とのフラストレーションがどもらせてしまうんだよ。 このまま続くなら手を打たなくちゃいけないけど、 僕は大丈夫だと思うから様子を見ましょう。 出来るだけ、彼がしたい事、出来る事をさせて上げて下さい。 大きくなりたい欲望でいっぱいなんだね。” と、心配して夜も眠れなかった我々の心配と裏腹に、 大きな太鼓判を押してくれた。 確かに、ムートンはあらゆる場面で、 正確に自分のしたい事が分かっている子供である。 それ故、コレ!と決めたら梃でも動かない頑固さも加わり、 本当にお手上げな時が多い。 100%ムートン中心にはできないが、 こうして上げる事で彼の自立性や充実感が得られるのであるならば、 もうちょっと頑張ろうと思える。 9ヶ月お腹の中に抱えて、 今まで4年間、毎日生活を共にして来たけど、 まだまだこの子を分かっていないらしい。 人間って、本当に産まれた時から一個人なんだと実感した。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2007.03.20 16:58:50
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