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今日、ふ○かのお友達二人が日本からやってきた。空港に行くのは私が到着して以来。
空港からはかなり遠目の我が家からタクシーで行くのはさすがにきついので、余裕を持ってバスに乗るつもりだった。 ところが前日、遠足前でもないのになぜか寝られなくなってしまった。夜明けのアザーンが聞こえてもまだ眠れず、 ついに6時過ぎまで起きていたと思う。二人の乗ってくるオーストリア航空は14:55到着予定だったので、 バスに乗るにはここを最低でも1時には出ないと不安である。 しかし起きてみたら12時過ぎ。慌てて起きて支度をするが、日本にどうしてもメールをしなければならなかったり、 昨晩洗濯機に入れておいたシーツの替えを干さなければならなかった。 こうして結局うちを出たのは13:40 空港行きのバスが出ているタハリールまでは混雑を考えて30分以上はかかる。更に空港行きのバスがすぐに発車したとして、 道路が空いていても40分以上はかかる。ましてこの時間は空港への道路はいつも混んでいる。 泣く泣くタクシーに乗った。空港入場料として5ポンドとられるので、それを含めて40ポンド!と交渉したが、 さすがにムリだった。タハリールからでも30ポンドは確実で、我が家からタハリールまでがすでに15ポンド。 しばしの交渉の末、45ポンドで行くことになった。 道は予想以上に混んでおり、結局到着した時に50ポンド支払った。 到着ロビーに着くと、そこはものすごい人だかり。背の低い私はほとんど埋もれそうだ。 程なくオーストリア航空到着のアナウンスが流れた。 初対面だったので、見逃しては大変と懸命に手摺ぎりぎりのところで待つ。 しかし出てくるのは湾岸諸国帰りのエジプト人や湾岸人ばかり。 たまにオーストリア人っぽい人も混じっていたが、一向に出てこない。 と、携帯が鳴った。パスポートコントロールで思いがけず時間をとられているとのこと。 普通は簡単に通してくれるはずなのだが、どういうわけか通してくれないらしい。 ようやく二人が出てきた。大学生っという空気を久々に感じられて嬉しかった。 大きなバックパックを背負って、これからの旅への気合がにじむかのようだ。 行きにタクシーでかなり使ってしまったため、空港からはバスに乗ることにした。 アハマド・ヘルミー行きの大型バスがタイミングよく来た。アハマド・ヘルミーからは我が家の目の前を通る ミニバスが出ているので、丁度良かった。 しかしこれは空港が終着点とはいえ、街を普通に走る路線バス。 市民の足なのでピストン輸送というわけにはいかず、予想以上に時間がかかってしまった。 更にアハマドヘルミーからのバスも、夕方の帰宅ラッシュに巻き込まれるはめに。。 こうして16:30頃空港を出発し、家に到着したのは何と19:00. 飛行機のたびで疲れているところを、本当に申し訳ないことをしてしまった。 我が家に着き、まずはピザを注文。待っている間に旅程を見せてもらった。 これがまたすごかった。慢性的体力不足の私には到底不可能な計画であった。 約10日の滞在でカイロにいるのは初日(今日除く)と最終日だけ。 あとはバックパックを背負いながらエジプトをあらゆる交通手段を駆使して巡るのだ。 遺跡が大好き!ということなので、ルクソール・アスワンは必須。更に紅海を越えてシナイ山に登るという計画。 ただ、旅程を見ると一日でもまわれるところを2日とってあったりしたので、スリム化して時間的余裕をもたせるようにした。 というのはこの計画書、全て上手く行けば、という事が前提となっており、 物事がスムーズに運びにくいエジプトでは帰りの飛行機に間に合わない可能性もあったからだ。 でも二人とも私なんかよりずっと旅慣れているので、きっとこなせるだろう。 気候も今が一番良い。明日は早起きしてピラミッドとのこと。 私は見送るだけだが、エジプトが二人の人生の素敵な思い出になることを願う。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2005年02月04日 09時30分14秒
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