カテゴリ:カテゴリ未分類
長らく消息を絶っておりましたが、ついに更新です。
この一ヶ月強、私の周辺がエジプトラッシュになってしまい、 日記を書くということが困難でした。 一昨日一段落ついたので、もうすこし頻繁に更新できるよう努力いたします(;+_+) 以下本文 極寒だった冬は過ぎ去り、エジプトに短い春が訪れている。 安定的に「春」になるまでが本当に大変で、30℃超したかと思うと 次の日はコートが必要、次の日は土砂降り…といった具合。 まるで寒気と暖気が格闘するかのように季節を変化させていったのである。 最近は日中も20度前後、適度に風も吹いて大変心地よい気候で、 丁度桜が咲く時期はこんな感じだったと思う陽気である。 まだ日本も咲いてはいないが、今期を入れて2期も桜を見られないでいる。 桜を恋しく思う気持ちが募りすぎて、昨夜はついに我が家のベランダに 花をつけた桜の枝が入り込んできた夢を見た。 あの桜を見た時の何ともいえぬ嬉しさは一体なんなのか。 いくらエジプトが好きでもこればかりはどうにもならない。 今エジプトで盛りなのがツツジの広葉樹版のような花。 こちらも薄ピンクで一つの樹に沢山花をつける。 やわらかい風を受けながら歩いている時に見つけると感激するが、 桜に対するそれの40%ほどである。 そういえば桜に良く似たアーモンドの花をオアシスの町で見かけた。 カイロでは全く見かけないのが本当に残念。 話は全く変わるがエジプトは日本人が想像も出来ないくらい「そらまめ」をよく食べる。 乾燥させたそらまめをじっくり専用鍋で煮た「フール(そらまめの総称だがここでは料理名)」や、 生そらまめをつぶして卵白、パセリ、ニンニクなどを混ぜ合わせて揚げた「タアメイヤ」などなど。 フール、タアメイヤは朝食や軽食の定番で、サンドイッチなどにしてよく食べる。 丁度今がそらまめのシーズンなのか、町を歩いているとロバ車の荷台に そらまめをてんこ盛りにして売っているのをよく見かける。 大体1キロで1.25ポンドほど(約25円)。日本でよく見るものよりはずっと小ぶり。 もともとそんなに好きでもないし、量を考えながら買うのも面倒なので、生そらまめに関しては特に関心を払っていなかった。 ところが、先日我が家に遊びに来たエジプト人の友人がおそらく1キロ買ってきたのだ。 てっきり果物だと思ったが黒い袋の中はそらまめのさやの海。 私とそのエジプト人と、おととい帰国した日本の友人の3人しかいないのに。 しかもなんと茹でもせずにそのまま食べるという。 去年一度エジプト人のお家で生を食べさせられたが、やはりこれが一般的な食べ方らしい。 何が悲しくて豆を生で食べなきゃいけないんだろう。 ひょっとしてエジプト人にとっては果物の感覚なのか? 青臭いねといいながらもなんとなくポリポリ食べたが、全員すぐに飽きてしまった。 そして今日、そのそらまめが恐ろしく残っていたことを思い出した。 丁度ご飯を食べるには半端な時間だったので、おやつにと茹でることにした。 そらまめを扱うのは初めてで、若干茹ですぎてしまったが、生よりはずっと美味しい。 塩ゆでして食べたよとその友人に伝えると、 「おっ!いいね~そうそう、エジプト人はそうやって食べるんだよ」 ………………!!!! だったらさっさと言えよ とは言えず。 これからは自分のやりかたをもう少し主張することにしよう。 ちなみに茹でた分だけではまだ終わらず、残りを油で揚げることにした。 こちらはでん六まめを髣髴とさせるお味でかなりいけた。 これ作りたさにまた買ってしまいそうである。 私は野菜を食べる時にその栄養素を思いながら食べたい方で、 大量の野菜が手に入ると一々調べるのだが、 そらまめはビタミンB群、蛋白質、繊維が豊富とのこと。 運動をプラスすればダイエットに良さそうなので、継続して摂っていきたいものである。 ついでに肝機能を良くする効果もあるそうなので、おつまみにぴったりとのこと。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
|
|