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卒論にとりあえず必要そうな本を数冊購入後、「読書欲」がわいてしまった。
アラビア語だらけの本を前に呆然とし、その反動で日本語を読みたいだけというのが正しいところだろうが…。 日本から持ってきたわずかばかりの本は既に4,5回は読み返しているし、 娯楽のために日本人の施設を訪れる気もしない。 そんなところにタンヌーラ仲間(?)のエジプト人から連絡が。 以前日本人に家庭教師をしていた事があり、去年一冊小説をもらっていた。 で、今年になってまだ日本語の本があったら今度持ってきてもらいたいんだけど とお願いしていた。 彼の家庭教師先は私の去年のルームメイトの最初のルームメイトで、 つまりは私が去年住んでいたフラットに来ていたのだ。 世間はほんとにせまい。 というわけで待ち合わせをして本を受け取った。 元の持ち主は村上春樹かネコのファンらしい。 村上春樹訳の空とびネコというシリーズと、彼のねこにかんする詩?かなにか。 それと回文の本。これは大爆笑だった。私もひところ回文に凝っていた事があり、 この本の完成度の高さに驚いた。 村上春樹はなんとなく敬遠していたのだが、頭がものすごくいいんだろうなと感じた。 またネコが大好きなようで、同じくネコ狂のわたしは親近感をおぼえた。 あとはパール・バックの『大地(全4巻)』だった。 アメリカ人の著者が中国の農村を書いたもので、この本でノーベル文学賞をとったらしい。 今日読み始めたが、どんどん入り込んでしまって困った。 厚めの文庫本が4冊なので、お勉強の妨げになることは必至。 第一回目の留学でエジプトに来たばかりの時、何もすることがなく ○みかとふたりで家に籠もって同じ小説を延々読んでいたことを思い出した。 こんなことをしていてはとても読み込みは終わりそうにないのでけじめが 必要だが、読み始めてしまったので、なるべくはやく読み終えようかとも思案中。 どうも現実逃避癖がでてしまっているようだ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2005年04月30日 04時10分36秒
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