雨の大阪国際女子マラソン
朝起きると外はどんより曇って今にも降り出しそうなお天気です。天気予報は「雨」タートルネックのTシャツに厚手のセーター。一番分厚いタイツにスパッツ。ニーソックス。雪山用のスニーカータイプのスノトレ。防水・防寒の優れモノです。普通のカイロとつま先用のカイロ。耳を覆うようにニット帽と今日はビニール合羽を忘れずに持っていきました。今まで合羽はまだ登場したことがなかったですが、今日はさすがに使いそうです。朝9時45分集合時間にパラパラと降り始めてきました。コートの上からビニール合羽を羽織り、ボランティアのパーカーを来ました。さすがにXLは楽々羽織れます。パーカーは防水になっているようですが、昨年からフードが無くなり、雨が降ると大変です。いつも着ているコートは防水・フード付きなので、少々の雨なら平気ですが、1日外に立っているので、コートが濡れると体が冷えてくるので、合羽は必需品です。沿道に張るテープは交通規制が始まるまでは張らずに長さを確保して、歩道の柵にくくりつけておきます。今年から、ビニール袋に入れてくださいとのことで、ちょっと大変でした。玉造筋はお店とマンションが混ざって立っているので、駐車場の入口やお店の前、バス停は交通規制が始まるまでは閉鎖できません。規制予告車が通過してから一斉に張るので、結構大変です。準備が終わって集まっていると、警察の責任者の方が通りかかってあいさつされて行かれました。始めてのことでちょっとビックリでした。ロープからテープに代わってくくるのは楽になりましたが、風が吹くと簡単に伸びてしまいます。柔らかいわりに、端は鋭いので、小学生位までの子供がいる時は、顔を切らないかとハラハラします。配置場所は往路ですが、反対側の復路がちょうど30kmの計測地点で、陸連の審判さんたちが準備をしているのが見えました。レースの状況把握のためか、TVが大きな音でかかっていました。午前中は一般参加のハーフマラソンが行われ、4000人の選手が駆け抜けていきます。規制予告車が通過してすぐに10人くらいの先頭集団が通過した後、かなり時間が開いて大半の選手が塊で通過して行きました。選手の後ろを走っていく、選手収容バスの前を走る審判車から歩いている選手に声を「続けますか」の声がかかっていました。とうとうあきらめて歩道に上がってバスを待っていました。悔しそうな、でもホッとした表情でバスに乗り込んでいきました。また来年頑張ってください!!少し先に関門があり、このまま行っても時間がオーバーになる選手に声をかけているようです。関門では時間をオーバーした選手は止められて、バスに収容されて行きます。ハーフマラソン通過後も交通規制は解除されず、信号は全部「青」横断する歩行者だけ、警察官の判断で渡って行きます。このあたりは全面規制なのでほとんど半日交通規制です。大きな大会はご近所さんも大変です。上空をヘリコプターが近づいて来て、選手が近づいて来たのがわかります。いよいよ大阪国際女子マラソンが始まりました。今年のヒロインは誰でしょうか??大阪に強いべテランのシモンさんは何位でゴールされるのでしょうか。楽しみです。予定より少し遅れて、女子マラソンの選手が通過していきました。やっぱり早い!!選手に一番近い歩道と車道の間に立っているので、通過していく気配が背中に感じられます。雨で、沿道の応援も少なめですが、傘をさしているので、歩道からはみ出さないようにお願いして回りました。つい体を乗り出して見てしまし、傘が出ていることを忘れてしまいがちです。ただ、人が少ないので、少し下がっても見えるので、気持ちよく下がって貰えたのが幸いでした。女子マラソンも先頭集団が通過した後、かなり間があいて、大きな塊が通過していきました。雨で気温が下がったので、一般の選手にはかなりつらいコンデションとなったようですが、先頭集団の選手はこんなコンディションでも早いです。この臨場感を感じるために、寒い中のボランティアに毎年参加しています。自分では走れませんから。復路に戻ってくる頃から、雨はますます強くなってきました。パーカーが袖が長かったので、手の先まですっぽりと覆われてたすかりました。フードをかぶっているので耳から首筋に掛けても暖かく、合羽の丈が長いので、足元もあまり濡れずに済みました。カイロはしっかりと貼り付けていましたが。復路側を走っている時は、歩道の方を向いてはみ出す人がいないのを見つつ、選手を見ていました。シモンさんは5位で通過していきました。今年は期待できそうです。30Kmの関門は機械でタイムを計っていました。下にラインの入ったシートをひいて、歩道側と車道の中央にそんなに大きくない機械。光センサーみたいなのでしょうか。選手は歩道側ギリギリに走る人や、車道のど真ん中を走る人などいろいろですが、計測地点の手前に審判が立って計測器側を通るように誘導していました。30km地点は時間制限の関門も兼ねていて、時間ぎりぎりになると拡声器で残り時間を知らせていました。ギリギリに3人が通過した後、閉鎖。2人止められていました。選手収容バスがなかなか来ません。やっと来たバスも3台通過していって審判さん達が焦った表情を見せたころや最後のバスが止まりました。このコンディションの悪さに、足切りにあう選手が多かったのでしょうか。TVでは先頭のゴールインを伝えていました。選手収容バスが通過した後、規制解除車が通過し長い1日もあと少しです。一斉にテープをはずしてゴミ袋へ。昨年から、小旗を配らなくなったので、ゴミも出ず片付けはあっという間に終わりました。15時30分本日の業務終了です。ずぶぬれのまま、駅へ続く商店街のアーケードに逃げ込みました。パーカーと合羽を袋に押し込んで電車に乗って一息。電車の中が暖かかったです。私の持ち場は「COICHI」http://www.medic-web.jp/shop/s10001997/index.htmlというケーキ屋さんの前。一日中ケーキ屋さんの前でずっと立っていたのは目に毒です。帰りに何か買って帰ろうと思っていましたが、ずぶぬれになって、忘れてしまいました。最後の集合場所も駅に近い側だったので、そのままあわてて帰りました。また今度。