藤田美術館
藤田美術館に「国宝 曜変天目茶碗」を見に行きました。13:03 JR東西線普通(四條畷行)13:25 大阪城北詰着駅の出口を上がると雨がまだ降っていました。藤田邸跡公園(旧藤田邸庭園)の端っこに美術館があるのですが、どちら側に行けば良いのかわからずちょっとウロウロ。前を歩いている人の後ろを着いていくと公園側の入口「旧藤田邸表門」の前に出ました。確か美術館は公園の反対側だったと思って庭園案内図を見直して駅の入口まで戻りました。駅出口のすぐ隣に藤田美術館が有りました。13:30 藤田美術館到着。数年前に立て直された美術館です。ガラス張りの入口を入ると左手に和室、右手にカフェ、正面に小さな入口がありました。入口の前でICOCAで入場料を払いました。美術館で入館についての説明を聞いていると、先ほど前を歩いていた人が入ってきました。目的地は同じでした。スマホでの撮影はOKですが、カメラは不可でちょっとがっかり。せっかく重たいカメラを持ってきたのに・・・ガラス張りの廊下を通ってロッカーにリュックを預けてから入りました。建物の外周はガラス張りで庭園がよく見えました。サクラのきれいな庭園なので春に入口の和室に座ってお茶を飲みながら庭園を眺めるのと良さそうです。土蔵の入口を模したという入口から入りました。中は薄暗くて足元が怖かったです。取っ手も何もない木の扉の前に立つと自動ドアでした。なれないと入れない出られない美術館です。ガラスケースに入れられて展示されていました。入口を入ってすぐに「三彩駱駝・駱駝俑」「人物俑」が有りました。引き込まれました。中国唐の時代を紹介されるときは必ずと言っていいほど出てくるシルクロードの商隊で使われたラクダを模した焼き物です。シルクロードに行かずに本物が見られるなんて嬉しいです。1つめの展示室は「土」奥のケースに「国宝 曜変天目茶碗」が有りました。見る方向ごとに中の模様が変化して見えました。深い青の小さな器の中に宇宙が入っているようでした。曜変天目茶碗2つめです。あと1つは東京駅近くの美術館にあります。いつか見に行きたいです。「織耕図屏風」確かに土ですね・・・焼き物だけじゃなかったんだ・・・農耕の様子をいくつかの場面に分けて描かれている屏風です。農耕図が飾られる・・・今以上に農業が重要だったことの証しでしょうか。2つめの展示室は「紫」「国宝 紫式部日記絵詞 第四段・第五段」「源氏物語図屏風」「源氏絵」などが展示されていました。光る君の世界に浸ってきました。3つめの展示室は「雲」雲が描かれた屏風絵や焼き物が展示されていました。「西行物語図屏風」をじっくり眺めました。30分ほどで見終わる小さな美術館ですが人が少なくてゆっくりと見られました。見終わった後、戻って「曜変天目茶碗」と「源氏物語図屏風」をもう一度見ました。14:30 終了「曜変天目茶碗」を見たくて出かけましたが、HPを見ていると「国宝 紫式部日記絵詞 第四段・第五段」「源氏物語図屏風」も展示されていることがわかったので、7月になってから行くつもりでしたが、先に行きました。東洋陶器美術館は後回しです。「三彩駱駝・駱駝俑」「人物俑」まで見られてラッキーでした。展示品は江戸時代、明代、李王朝時代の物が多い印象でした。国内の物だけでなく、海外で作成された美術品まで収集する・・・江戸から明治にかけての大阪商人の財力に驚かされました。もう1つ有る展示室をまた見に来たいと思いました。今度は春のサクラの頃でしょうか・・・--------------------------------今回のお散歩で使った費用の総合計:¥1,460・JR大阪城北詰:¥230・JR京橋:¥230・入館料:¥1,000--------------------------------#藤田美術館#曜変天目茶碗