地震と建物-3 新潟県中越 沖 地震と柏崎その後
関越自動車道から北陸自動車道に入り20分ほどすると柏崎のシンボル・米山(標高992.6m)が,この日は快晴のこともあり目の前にクッキリと現れました。 市街に入ると、街並みの中のところどころに空き地がいやに目立ちます。昨年来たときは、車の中から街を見ると所々傾いた家があり、その中には1階が潰れ2階が道路にはみ出している家もあってショックを受けました。 今はもう、そうした光景も見当たらなく、全壊、半壊した建物などはすっかり解体され、石やコンクリートの破片も除けられ雑草が生い茂り、そこは寂しい空き地になっていました。 駐車をするために市役所に車を置き、街の中心本町通りを歩くと、交差点の角にあったお店が消え去っていて、その場所が空いたことから街の造りが欠け落ちてしまっています。足元の歩道を見ると歩道タイルがところどころ新しく張り替えられています。反対側の歩道では、地面が沈み込んだためマンホールが出っ張ってしまい補修工事を行なっていました。 また、商店街の中のお店も戸が閉まり、街行く人も数少なく静かです。よく見るとシャッターに貸し店舗の張り紙が出ています。こうしたお店がところどころ見受けられました。 日本には、この街のように市民が高齢化し、しかも少子化の小中都市が数多くありますが、一度災害が起こると再建は容易ではない事態になってしまいそうです。今日の日記を書いた人→NPO法人家づくりの会所属建築家 植木秀視/植木設計事務所建築家探しは家づくりの会へ建築家面談コースはこちらへ9日(月)の家づくり相談窓口担当者→長浜 信幸/長浜信幸建築設計事務所10日(火)の家づくり相談窓口担当者→笠原 顕司/笠原顕司建築創作所TEL:03-5360-8061(午後2時ー6時:無料)(ギャラリーで直接お話しもできます。ご自由にご来場下さい。担当者が変更の場合がございますのでご了承ください)☆NPO法人 家づくりの会ギャラリー:渋谷区千駄ヶ谷5-2-15 奥村マンション130号室 TEL.03-5360-8061 FAX.03-5360-8062