あのアルトマン監督の「ゴスフォード・パーク」
20世紀初頭のイングランドを舞台に貴族達の郡像劇なのよ。 イギリス上流階級の マイケル・ガンバンとクリスティン・スコット=トーマス 夫婦の屋敷で開かれるホーム・パーティの話しなんだけど、 ホーム・パーティ なんて規模の話しじゃないの。 マイケル・ガンボン クリスティン・スコット=トーマス だって、全員が(一夫婦をのぞいて)使用人を連れてくるのよ。狩猟をするから銃を保管する部屋・ご夫人達が宝石を預ける金庫室 クリーニング室 等などの他に客達一人に一部屋(家具付きよ) その使用人には二人部屋を・・・そんな中で、使用人の食事中に貴族が出入りしたり、他の貴族の使用人と愛?を分かちあったり・・・と案外開放的なところもあるのよ。 イギリスを代表する俳優たちが総出演です。見ていても、知ってる 俳優さんだらけなの。 ケニー・マクドナルド ジェレミー・ノーザム ジェームス・ウイルビー ヘレン・ミレン マギー・スミス リチャード・E・グラント アラン・ベイツ デレク・ジャコビ それと、個人的な好みでライアン・フィリップが出演してるのよ。 ライアンは若い時は可愛くて、大好きだったのに、クスリの問題もあったり太ってしまったり・・で、ちょっと低迷してたけど「父親たちの星条旗」で復活 したと、私は思ってこれからを期待してるんですよ。 それで写真はちょっと多めね(だって、好きなんだもん) 若い頃のライアン・フィリップ カオス 父親たちの星条旗 太ってるでしょ?これではね・・・・ リーズウイナー・スプーンと離婚よ(子供2人) ライアン・フィリップの事が長くなったったけど このゴスフォード・パークはさすがにアルトマン監督って感じで、 総勢40人以上の貴族と使用人をそれぞれを描きながら、 かしましいおしゃべり、うわさ話し、金の無心、不倫、ちょこっと愛、 それに、殺人があるの。閉ざされた中で殺人事件がおこり、いろいろな人間模様がくり広げられ 豪華・・・かつ効果的に映画は進んでいくのが面白いの。1回見ただけでは、人間関係も理解しきれないほど登場人物の多さ、 それを演じる俳優の豪華さにも目を見張ってしまうわよ。オープニングの 雨のシーンからイギリス映画らしくて、何度見ても面白くいい映画でした(何度も見ないと理解できなかったわ・・汗) 見た事のない人はぜひ・・・見た人はもう一度、どうぞ。 巨匠ロバート・アルトマン監督 2006年11月 没 ご冥福をお祈りいたします