ポール・ニューマンのゲット・ア・チャンス
75歳、ポール・ニューマンの最後の作品になりました。 「私の人生このままでいいの?」と思ってる人に見て欲しい(アッ!私の事?) グット・ア・チャンス 2000年 米 監督 マレク・カニエフスカ 出演 ポール・ニューマン リンダ・フィオレンティーノ ダーモット・マルロニー 看護婦のキャロルが働く老人ホームに半植物人間になってしまった囚人 銀行強盗であった、ヘンリーが送られてくる。 キャロルはヘンリーの仮病を見抜く。2年間も刑務所員を騙し続けていたのよ。 そこで、ヘンリーの経験を見込んで、少し倦怠期の夫を誘って銀行強盗の 話しを持ちかける。 特別なアクションやスリルがある訳でもなく、面白おかしい場面も、涙を誘う 場面もないんだけど、見終わった時に「うふふ~」ってほのぼの笑っちゃう 粋でセンスある映画として、楽しかったわ。 75歳のポール・ニューマンが往年の銀行強盗を楽しそうに演じているの。 役者も良いし、素材も中々なんだけど、ちょっと物足りないかもしれないわね。 上映時間が88分と短いせいでもあるのかも・・・・ね。 若い時の気骨ある、それでいて最高にカッコ良いポール・ニューマンファン の私とすれば、待ちに待った映画だったのよ。 これを最後に引退したポールは母校の大学に12億円を寄付したり(奨学資金に) レストランの経営が順調で、税金を沢山払うのを楽しんでもいたみたい。 「 自分の芝居が出来なくなった」と言って引退。 お疲れさま~