婿の事業の倒産
娘が,冬になると雪に埋まる青森に嫁に行ったのが15年前です。婿は中学生からスキーの選手として活躍して東京の大学に来ていました。そこで二人は知り合った訳です。国体にも出場して一時はオリンピック選手候補にもなっていました(出場はしませんでしたが…) 八甲田方面こんなに積もるんですよ~毎日・毎日。娘と孫君です青森の実家は洋品店だと聞いていたので、街の商店街の小さな店舗を想像していたのですが、大規模にファッションスーパーを数店経営してるとの事で少し、驚きました。窓の外は毎日こんな感じです。婿が大学を卒業して「しまむら」に就職後2~3年で青森の実家の経営に参加して娘を嫁に迎えてくれました。その後、ファッションスーパーは順調に8店舗まで増え、生活は安定していると思っていました。ユニクロやしまむらなどファストファッション店が業績をあげて、地元の個人経営者は苦戦を強いられ婿の店も、一店減り、又一店減り…とついに倒産しました。辛うじて、自己破産は免れましたのでマンションなどは残り、娘や孫君・孫娘の生活環境は変わらないのですが、婿は取り合えず、東京で就職して二重生活になりました。結婚してからずっと、専業主婦でしたが下の子が小学校に入学したのを機に先頃、就職しました。娘は大学を卒業したら、結婚して青森で暮らす事が分かっていたので東京では就職はしませんでした。国家資格を持ってるとはいえ、40歳での初就職です。応募者は多数居たそうですが、何とか合格しました。のんびり屋の娘の性格が吉と出るか凶とでるか?頑張るしかない事態なので大丈夫とは思いますが…兄弟の中でも一番生活が安定してると思っていた娘が苦しい生活になりましたが、婿は中学校から寮生活でスキーの選手でしたので(青森山田中・高校です)体力には自信がありますし、倒産したとは言っても人を使った経験もあり、経営の厳しさも知ってます。そして、真面目で謙虚な性格です(それが経営に向いてなかったかも)婿は長男なのでいずれは青森に戻るつもりらしいので娘は当分青森で一人で子供を育てます。普段は母子家庭同様なので、とっても遊びに行きやすいんです(嬉)