死の恐怖から映画の一場面のような後光が射して命拾い。
八甲田ホテル 玄関前 青森に嫁いだ娘に逢いに行く時には2~3泊で八甲田ホテルに 泊ります。私がこのホテルが大のお気に入り・・でもあるし 娘を自宅から連れ出して長男の嫁の緊張した立場から、ほん のチョッピリでもリラックスさせてあげたいんです。 奥のグリーンが私 (メインダイニング) 本格的なフランス料理がでます。 この八甲田ホテルは有名な千人風呂の「酸ヶ湯温泉」の創業者が カナダの丸太を輸入して国立公園の中に立派な一流ホテル並みの 従業員と本格的なフランス料理を(和食のありますよ~)地元の 魚介類と八甲田牛等を使って食べさせてくれる、宿泊施設です。 私は毎年のように利用させてもらっていて、自分では常連客(?) と思っているんですが(笑)。 角部屋で窓が二面の開放的な 327号室を指定します。 327号室 青森の雪の怖さを知らない頃の2月に、近年に無い豪雪で 地吹雪の中(青森は平地でも直ぐに地吹雪になります)娘の 車で山を登ってしまったんです。完全に油断してました。 ホテル近くになったら(海抜1300~1400m)360度、真っ白の 雪の世界で1センチ先も見えない・・と言う恐怖を体験してしまい ました(まったく、冬山の怖さを理解してませんでした) どちら側が崖か、崖下かも分かんなくなって、行く事も、下がる 事も出来なくなって一瞬「死の恐怖」が襲いました。その時 映画の一場面のように突然、前に明るいライトが見えて、地獄に 仏だったのは、ホテルの除雪車だったんです。その除雪車について ホテルにたどり着きましたが、無謀な行為でした。(帰りは車代 行をお願いしました) 今でも二人の秘密で婿にも言えない出来事でした。 次回からは青森空港から酸ヶ湯温泉経由のJRバスで行ってます。 こんなになるんです~青森の雪は地吹雪です。 2月の(ホテルの裏庭ですよ~) おまけで「孫太郎&がんばる娘」…子供の浴衣も完備 付近を散歩中「まんじゅうふかし」の看板があったので お饅頭を売ってるのかと思って行ったら「温泉が噴き出し てる場所に座って、おしりを温めて不妊の治療をするん だって。こんな山の中の雪深い場所で、お饅頭を売ってる はずが無いって、後で大笑い。 追伸 八甲田山と言う山はないんですよ。火山群の総称で八(たくさんの意) 甲(たてという意)で、縦状の峰で山頂に多くの田代(湿原の意)が あるので八甲田山の名の由来です。↓ポチっとして頂くと喜びます