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2024年10月13日

息子に見守られている/映画「放浪記」仲谷昇さん素敵

(7)

テーマ：★つ・ぶ・や・き★(546767)

カテゴリ：つぶやき

　
　

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三連休の中日に、やっと晴天になりました
すべてが丁度良くて…
秋風っていうほどでもなくて
東の窓から西の窓へ通り抜ける途中に
私の肩に触れていく風なの。
優しく、そっとよ～

私がネットで購入する荷物は息子家に届きます。
私の玄関は外からは見えないほど奥にあるのでね。

置き配が無かった頃から
「居なかったら置いて行って下さい」と書いて
シャチハタもぶる下げてあるの。
再配達は気の毒だし、こっちもメンドクサイでしょ。

トラブルになった事は無いわよ。
通りに面してないからね。

荷物は嫁か息子が部屋まで持ってきてくれます。
10キロ・20キロの荷物もあるけど、
息子は学生の頃、引っ越しのバイトをしてたので
重い荷物を持つコツを知ってます。

昨日ね、楽天から猫砂が届いたわ。
それを1階に置くか、二階に持って行くのか
聞いてくれます。
「二階にお願い～」と言えば
気持ち良く、運んでくれるわ。
そんな時に必ず世間話をちょっとするんだけど…

「お母さん、少し太った？」
「そうなの、小太りになちゃって」
「凄く太ったって良いんだよ」
「痩せたら心配だもんな～」って。

親と話すのを嫌っていたのに、結婚してからは
子共の同級生のママにも人気があるぐらい
社交的になって、私にも優しくしてくれるのよ。

若い頃にわ、私に不満があったはずだけど…
「お母さん達が離婚しなくて本当に良かった」と言うのよ。
「お母さんは自分の意見を言わない」と怒った事もあったのに…

両親と同居の中で私が意見を言えなかった事情も
今は理解してるみたい。

人生相談で
「娘が二人目の子供を産んでから、
私を避けるようになって淋しい」
と言うおかあさんに…

「ほっときなさい、こちらからは何か
言わないで自分の楽しみを見つけなさい」

「欲しいと言ってないのにこちらから
プレゼントを贈ったりもしないのよ」

そう言ってました。
それぞれの家庭の事情は違うから一概には
言えないけど、親が楽しく暮らしてるのが
一番の子孝行じゃないかしら。

私もね、来るのは拒まないけど子供達は
好きに生活して欲しいです。

と言うと冷たくされてるみたい？
そんな事はないのよ。

放浪記（1962年・ドラマ　2時間４分）
監督　　成瀬巳喜男

放浪記(1962年）昭和初期、第一次大戦後の日本
（第二次ではありませんよ）
幼い頃から行商人の母親と全国を周り歩いて
育ったふみ子は東京で下宿暮らしを始める。

職を転々としながら、貧しい生活の中で詩作に
励むようになった彼女は、やがて同人雑誌にも参加する。

創作活動を通じて何人かの男と出会い、また別れるふみ子。
有名な林芙美子の代表的な自伝的小説ですね。

波乱万丈の人生を歩むヒロインを高峰秀子が熱演した
女一代記の名作です。
とにかく出演者がそうそうたる俳優たち、
主要な役は、今は亡き俳優さんがほとんどですが、
端役には今では主役を張ってる俳優さんがゴロゴロ。

高峰秀子・田中絹代・宝田明・加藤大介
仲谷昇・小林桂樹・伊藤雄之助
飯田蝶子・林美智子

岸田森(樹木希林さんの元旦那)
橋爪功・草笛光子（お元気で活躍中です）

仲谷昇さんは岸田今日子さんの元旦那です。
物凄く素敵でダメ男っぷりも見事。

画面の中では和服で登場して
とっても素敵でした

最後までふみ子に好意を持ちながら、友人以上には
なれなかった加藤大介さんは津川雅彦さんの叔父さんですね。

背を丸め、口はへの字、眉はたれ気味。
貧乏であることが内側から滲み出てくる女性を
力演する高峰秀子さん。

ライバルの女流仲間から編集部に届けるように
頼まれた原稿を、締め切りを10日も遅れて届ける
などのあくどい行為をしても、女流作家として
のし上がっていく彼女。

花のいのちはみじかくも　
苦しきことのみ
多かりき

それなりに面白かったですが…
あまりにも古い映画です。
出演者を皆知ってるんです（それが悲しいです）