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また血液型による性格分けがブームになってます。
“再興”という言葉を使いましたが
ただその時期が来ただけのこと、と言うのが実は正しい。
前回が最初というわけではありませんから。

今回は、昨年あたりヒットをとばした
（と巷でそう言われている）
血液型別の説明書本が火付け役となったのか
あとはいつもの乗っかり型で関連本が続々。
最近では、某テレビ局が型別のドラマの制作を発表。
他にもドラマ（後述）で血液型のよる性格の違い、
また直接関係ないですが他の超常現象がネタになっております。

この今回の血液型ブームがいつまで続くかというと、
おそらく、【１】受け手が飽きるまで。
もしくは、【２】作り手がもう儲からないと判断するまで。
もしくは、【３】どれか一つの作り手が駆逐されるまで。

この血液型による性格分けや占いは、古今東西
（といっても日本の中だけですが）絶えずあるものなので
作り手が意図的に受け手を煽れば、それなりに儲かるもの。
なので【２】だけの要因は考えられない。

【２】は、結局【１】次第でしょうか。

【１】は、受け手の気分に因るので３つのうちで一番可能性が高い。
そうなれば間違いなく【２】が起きる。

【２】が先に来るのも否定できませんけど。

では【３】は？

記憶が確かならば
前回の血液型ブームは、
（もうどの局か忘れたけれど）
子どもたちを血液型別にグループ分けし、その行動を観察し
統計学っぽく作り手の都合のよい結論に導くという趣旨の番組が、
放送倫理上問題になったのを機に、駆逐されました。

今回もそういう問題が起きることは否定できません。
しかし、テレビ局や出版社にいる火付け役や煽り役も
前回の末路を反省しないほどバカではないでしょう。
方向性が正しいか間違っているかは置いておいて、
それなりに学習してるはず

やりすぎると叩かれる。
それは分かっているはず。

だから、ドラマにせよ本にせよバラエティにせよ
今回やり過ぎないよう気をつけることでしょう。

そういう意味では【３】の可能性は低いかな。

まあ前回、あれだけ叩かれたのですから
それで今回同じ轍を踏むようなら
大バカと言われるでしょうね。

＜続く＞