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HELLOWEEN『UNARMED』
HELLOWEENというのはドイツのへヴィメタルバンドなのですが 何も知らない人が前知識無しにこのアルバムを聴くと きっとへヴィメタルと気づかないのではないだろうか。 ガラリとアレンジを変え アコースティックに、たまに少しポップに、そして生オケを使って壮大に これだけ変化を遂げても出来が素晴らしいのは、 きっと、そもそものメロディが美しいからだな。 ここまでベタ褒め。 実際いい作品ですし。 ジャーマンメタルと言えば、HELLOWEEN! となるところ、そうなるのはやはり、 今ではなく過去のインパクトによるものだと思ってしまいます。 昔のをリアルタイムで聴いていたわけではありませんが、 メロディも声も直球勝負なところが良くて、、 今みたいに複雑(個人的イメージ)な作品ではなかったかな という、あくまで印象です。 今回は25周年記念アルバムということで ライナーノーツの表現にあるとおり 数々の名曲をアコースティックに“再構築”した作品です。 今だに色あせない名曲「EAGLE FRY FREE」が ちょっと締まらないアレンジになってしまったのは少し残念ですが そんなもんは曲そのものの素晴らしさに比べたらどうってことはない。 話はそれますが、誤解を生むかもしれないけれど ほんとは「EAGLE FRY FREE」はもう色あせてしまったほうが良いと思っています。 メロディが色あせることはないけれど (ある意味痛烈な)歌詞を考えると、もう時代遅れの曲になっていてほしい。 この曲がまだ燦然と輝いている限り 人間に進歩はないということだから。 願わくば、他の名曲たちも再構築してほしいし できれば、マイケル・キスクに歌ってほしいところでありますが きっとそれはぜいたくだろうな・・・。 そういえば、彼も自分の手掛けた曲の アコースティックアルバムを出してたっけ。 ★★★★ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2009.12.29 01:42:52
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