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先日、ピアノ教室の申し込みをした際
「古いピアノはですね~、ねずみにかじられたり(ひぇぇぇ)、弦が緩んでたりするので一度調律をした方がいいですよ」 と、言われ悩む事数日。 この私が何を恐れてたかって、そりゃ修理費ですよ、奥さん。 (修理が必要な事を薄々感づいていたので…) フタを開けたらビックリ!なんてね。 (修理費を聞いてショック死しかねませんからね、今のうちの家計では) で。 悶々と悩んでたワケです。 ・この際、(勇気を持って!?)きれいさっぱり修理してもらう。 ・大丈夫だと思います、って(根拠の無い確信をして)調律を断る。 ・一応見てもらって、今後の事を考える。 あなたな~らどうする~♪ って迷って迷って、、、見積もりは無料、との事だったので「潔く」見積もりだけしてもらうことにしました。 で。 結果は、、、微妙。 どう微妙かと言うと見積もってもらった修理費、 安い「電子ピアノ」なら買える金額なんですよ。 うぅ…、どうしたらいいんだ? また悩むはめに。 今ある物を大切に使おうとするとお金がかかる。 だけど電子ピアノを買うのだったら今あるピアノは下取りに出さねばなるまい。 (狭い家だもんで…お金も無いしね…) そうなったら…二度とピアノは買えないだろう。 どうしようか凄く悩んでたら調律師のおじいさん、 「この年代のピアノはメーカーがこだわって作ってたから作りはいいんですよ。この型はもう生産中止になってるけど今でも同じ金額なら新品じゃなくて中古のこの型を買う人もいます。後でやっぱり買いたい、ってもう一度同じ金額を出しても新品で同等のレベルの物は難しいですよ。いや、手放すのはもったいない、と僕は思いますねぇ」 なんて嬉しい事を言って下さったのでついつい調子に乗って 「すみません、修理をお願いしてもいいですか?」 なんて言っちゃったよ。 (調律師のおじいさん、案外どこの家でも毎回言ってるセリフだったりして…) いや、このおじいさん、なかなか正直な人で 「お母さんはあんまり練習してないんじゃない?年数の割には部品が消耗してないみたいだけど」 なんて「ちっ!バレちまったかい」的な事も明け透けに話す人だったので信用できるなぁ、と。 しかし、なんだな~、子供の時は「当たり前」みたいに使ってたけど、こうしてみると実家の親って頑張っててくれてたんだなぁ、としみじみ。 (裕福でもなかったのに…) まぁ、修理して孫が使えばこれもひとつの親孝行になるかしらん。 なんてその日は感慨に耽ってたけど、一晩たったら見積書の金額という現実にまたオロオロしているぬばたまなのでした。 し、仕事さがさなあかんわ~!!! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2010.12.01 21:49:11
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