あなたへ
あなたと見た夕陽です何年前になるでしょうか二人でお互いのカメラを持って沖の方ばかり眺めていましたね正面から見つめ合うことも恥ずかしく照れ隠しもあってたくさん写真を取りました二人で過ごした時間はそれからの離れた時間に比べたらほんの僅かな時間になってしまいましたそれでもあなたを愛したことあなたを抱きしめたことあなたと一つになれたこと全てが忘れられないものになりました理屈っぽくて意地っ張りの私だからたくさんあなたを傷つけたと思います素直に逢いたいって言えなくなった自分がいます自分の道をまっすぐに歩み始めているあなたの返信からそう感じましたもう待っていてはいけないんだそう思いましたもしももしも私の思いが間違っていたらもう一度だけもう一度だけ逢いたい