ぬくぬく　やってみよう

今回の会津　一人旅は、東北新幹線を使わないで、
ローカル線を乗り継いで行きました。 

27日の夜に、浅草のビジネスホテルに宿泊。
28日　浅草寺でお参りしてから、東武鉄道で鬼怒川温泉へ。

ここは乗ったことがなかった特急「スペーシア」を使いました。
（ローカル線　のんびりにはマッチしていないけど）

鬼怒川温泉は以前、家族で行ったので、
今回は野岩鉄道/会津鉄道への乗り継ぎのために途中下車。
小一時間、ブラブラしながら、栗おこわ饅頭を食する。
あんこが入っているわけではないので、甘すぎず、散策のあとにちょうどいいかな。

鬼怒川温泉から新AIZUマウントエクスプレス（快速）に乗車。
ここから先は列車での旅は初めて。

途中、「塔のへつり」で途中下車して、断崖の風景を楽しんだ。
吊り橋もわたることができるが、結構揺れましたね。

対岸の断崖は以前はもっと歩くことができたようだけど、
今は落石などで道がなく、通行止めでした。

ローカル線が約1時間待ちだったので、のんびり散策。
桜も咲いていて、なかなか良かったです。

あの対岸　もう少し歩けるといいんだろうけどね。

続いて、再び列車に乗り、一駅「湯野上温泉」で下車。

ここは瓦葺屋根の駅舎で、しかもホームも満開の桜で、
きれいな風景でした。写真を撮る鉄ちゃんも多かったですね。

ここは次の列車まで1時間半もあったので、2カ所の足湯を堪能。
本当は大内宿まで行きたかったんだけど、如何せん交通手段がない・・・
車があればよかったなあ。

足湯を堪能して、再び列車に乗って、会津若松へ。
ホテルのシャトルバスが来ていたので、17時半にはホテルにチェックイン。

さっそく、温泉に入って、疲れを取りました。

御宿　東鳳　という温泉ホテルで、ちょっと奮発してしまいました。

一人旅用に洋室もあって、１７階という高層階の部屋でしたが、
さすがに山側で景色は・・・

でもホテルの従業員はみんな優しくて、いろいろと話をすることができました。

ちなみに晩飯はバイキングでしたが、ものすごい種類だっけど、
一人でバイキングはだめだね。

やっぱり食事は賑やかに取る必要があると感じました。

翌２９日は８時半のシャトルバスで、会津若松駅まで送ってもらい、
街中周遊バスのフリーパス（５００円）を購入して
レトロな「ハイカラさん」バスに乗車。

鶴ヶ城へ向かいました。
鶴ヶ城って昨年？のNHK大河ドラマの舞台ですか？
自分は大河ドラマ見ないし、ヒロインの綾瀬はるかが好きじゃないから興味なし。

でも、この城はなかなかきれいな外観でした。
５層の天守閣の登り、最上階からの会津若松市内の風景もよかった。

約1時間半ブラブラして、再度周遊バスに乗って、武家屋敷、飯盛山とまわりました。

飯盛山は白虎隊　自刃の地。
その場所から先ほど登った鶴ヶ城炎上、陥落を見て、20名の白虎隊戦士が自刃。
ただ、1人は蘇生したようで、19名の墓がありました。

また、さざえ堂という階段を使わない塔を見学。
見た目、日本のピサの斜塔のよう（あんなに高くない）。

古くて、床が抜けないかと心配になりましたね。

昼には会津ラーメンを食べて、15時25分発のSLばんえつ物語を待ちました。

今回の一人旅のメインはこのSL乗車。

会津若松から新潟までの約3時間半。
C57がけん引する車両。

数年前の高崎～横川までの区間で乗ったD51以来のSLでした。

あらかじめ指定席を予約してましたが、車内は満席ではありませんでした。

この磐越西線のSLは復活して15周年とか。

車両は新しくなっていますが、物珍しさは少なくなってきたのかな。

グリーン車はわからないけど、一般指定は昔のレトロな車両を再現してます。
が、座席は木製の直角座席ではないので、少しは楽かも。
それでも3時間半はきついので、ロビーカーや子連れはちびっ子車両で
時間をつぶすことが多いみたい。

新潟には19時過ぎに到着。
その頃には暗くなっていたけど、沿線では手を振る人やカメラマンがたくさんいました。

どうして、みんな手を振るんだろうなあって思うけど、自分も反対の立場だったら
手を振っていたと思うね。

19時01分　定刻通り新潟に到着。一人旅は終わりました。

新潟からは上越新幹線、東海道新幹線と今までののんびりムードから一転
23時には沼津に到着。

帰りは早かったなあ。

今回は前々日に決めた行程でしたが、なかなか満足。
最後の新幹線でコストは高くなりましたが、90点かな。

次回は、北斗星かカシオペア、トワイライトエクスプレスに乗りたい！