どこか遠くに行きたいな　.*・゜゜・*不良母のバイクライフ*:.。。.:*

現在は愛知に住んでいる義妹一家は、数年前まではうちの近所に住んでいました。
その頃に借りていた漫画の続き……愛知まで読みに行くわけには（＾＾；
借りていたのは、『王家の紋章』と『花より男子』。
どっちも延々と続いていて、今更自分で買う気にはなれないし、そのうち義妹の家に行く機会があったら読ませてもらおうと思っていました。

そんなわけで、お通夜の終わった後、義妹家にどやどやと上がり込み（新築祝いで一度泊まりに来たことがあるので、勝手は知っている）、着替えたりなんだりした後は、娘は姪たちとゲームを始めたのでほったらかしにして、姪に断って早速に漫画を借りました。

『花より男子』（“はなよりだんご”と読む。略して“はなだん”）は４冊。『王家の紋章』は５冊。
『王家の紋章』は出るのが遅くて、１年に１冊くらいのペースなので、まぁそんなものだろうと思ったのですが、『はなだん』が４冊じゃあ少ないです。
見付けられなかっただけかと思い、その４冊を読んだら続きを探しに行こう、と思いながら読み出しました。

長い話なんですよねぇ。
主人公の女の子、牧野つくしの家は貧乏。ところが玉の輿を狙う親によってお金持ち学校に入れられるのですが、生活感が違い過ぎて、苦悩の日々。
そこに超名門育ちの金持ちのイケメン、Ｆ４と呼ばれる男子たちと関わってしまい、さらなる苦悩が。でもそれを雑草のごとく乗り越えて、ついにはＦ４の一人である道明寺司とラブラブになっていくんですが……ことごとく不幸過ぎだぜ牧野つくし！

私が読んでいたのは、道明寺司が一部の記憶についてのみ記憶喪失になってしまった巻まで。
しかもそこに、太陽のように明るい海ちゃんなんて女の子が登場して、道明寺司を誘惑（海自身は誘惑している自覚はなかったのだけれど）。
この先どうなっちゃうの～（＞＜）　って言うか、どこまで牧野つくしをいたぶり、いつまで話を引き伸ばす気なんじゃ作者（｀o´）ってなとこでオアズケ状態だったんですよ。

それがまぁ、意外にもあっさり解決して（海の扱いはちょっと可哀相だけれど）、友達の優紀と西門の問題もカタが付き、妙にさくさく進むなぁなんて思いながら読んでいたら……

ＤＳで遊んでいた子供たちが、「『はなだん』が始まる！」とテレビをポチっ。

え？今日が最終会なの？
だって『はなだん』がやってたのって、随分前じゃん。なんで今頃やってんの？
え～、リターンズ？そうなんだぁ。
ま、しかし、原作には追いついてないんだろうし。原作のどの辺りの話を結末にするのかな。

なんて思っていたら、漫画の『はなだん』を読みつつ横で点いているテレビドラマ『はなだん』をちらりと見ると、どうも今まさに読んでいる話と類似した話の展開のような……

もしかして原作、終わってる？？？

この独り言に、「うん、終わってるよ」と従姉妹ちゃんのお応え。

あ、そうすか（・_・）
そうだったんだー。終わったんだー。いやいやいや、まだ終わってないって、今まだ読んでるんだからさ。

引越しの時の汚い格好（引越し時に正装している人はいませんよね？普段着の中でも、汚れてもいい格好をしますよね）で、卒業式の後のプロムに駆けつける牧野つくし（道明寺からドレスを贈られていたが、“お約束”にも上等なドレスはいとも簡単に破けてしまった）……
汚いからと警備員につまみ出されそうになりますが、Ｆ４に助けられ、遅れてきた道明寺に「４年後に幸せにしてやる」と大見得を切ります（だいぶ記憶あやふやです。同時進行していたドラマのせいです（－－；　何故４年後かと言うと、何日か前に道明寺が、アメリカに留学するので留学から帰って来たら結婚しよう、とプロポーズしたからです。一緒にアメリカに行こうと言い掛けて、でも道明寺は言わなかった）。
さすがつくし……かっこいいぜ！

ドラマでは、武道館の真ん中につくしをお姫様だっこした道明寺が立ち、周りの観客席の学生たちが拍手喝采しています。

……………全然違う（-"-#）
Ｆ４を狙っているお嬢様たちはたくさんいて、道明寺司とタメ口きいている牧野つくしは有り得ない存在なはず。
しかも貧乏人で、自分らの足元にも及ばないはずなのに。なのに道明寺からプロポーズされたつくしの存在は、お嬢様たちから見たら敵以外の何者でもないはず。
なのにドラマって……

悪いけどさぁ。嫌いだよ私は（~_~）

なんつーかドラマって、表現が誇大だよね。ま、芝居ってのはそういうものなんだけどさ。
でも、雑草のごとく生きるつくしの決意と生き様とは、違ってきちゃうと思うんだよね。あの表現だと。


原作至上主義。漫画は面白かったです（＾＾）♪
長かったけどね（笑）　ま、長さは人気のバロメータだしね。