さて、荷物をひとつ送りましたよ。
仕事で使っているMacでDVD-DLを焼くと、5.5GBで2時間（2倍速、焼きに1時間、検証に1時間）かかるから困る。

忙しいと何が困るって、趣味のバードウォッチングに時間が割けなくて困る。
メインのウォッチングスポット以外の、細かい所まで回るヒマが無く、俯瞰的にみれないのもションボリ。

というわけで、メモを書いておこう。
見所1本、これから1本、小ネタ1本。
では皆様、踊り子様には手を触れないようにお願い致します。
数少ない貴重な天然資源、大事に育てていきましょう。


・見所
踊り子様：カナダde日本語
http://minnie111.blog40.fc2.com/

本陣：週刊オブイェクト
http://obiekt.seesaa.net/

Kojii.net
http://www.kojii.net/

1行まとめ
左翼系ファシストが、モヒカン族の片翼である軍事オタクから、事実と資料と正論というこれ以上どうにもならないほど強力な武器でグリグリと虐められるというありがちな物語ながら、カナダ在住の日本語教師だけど英語が読めなかったり、喜々として間違った資料を信じ込んでみたり、妄想を根拠にしてみたり、そもそも日本語の文章が上手じゃないとか、小技がスパイスとしてピリピリ効いていて良い感じなのだが、そろそろ一方的な勝利宣言の後に脳内妄想に引きこもってしまいそうな気配なので早めに見に行った方がよいと思います。


・これから
踊り子：ザ・ファクタ編集長　阿部重夫
http://facta.co.jp/blog/archives/20061221000298.html

本陣：なし

参考資料
ソニーの非接触ICカード技術、FeliCaの暗号が破られたかも？
FeliCaの暗号が破られたとする件について、ソニーが完全否定
FeliCaの暗号が破られた？――ソニーは完全否定
ITmedia の報道(?)に対するFACTA編集長のコメント

今までの流れ
ソニーのFeliCaの暗号が破られたらしい。
　↓
ザ・ファクタという雑誌に記事が載るらしい。
　↓
実際でてみた記事は噴飯物の出来で、何一つ確証無し。
（セキュリティーが破られたのを）見た見た詐欺ではないか？
　↓
ソニー、完全否定コメント。
　↓
ITmedia、ソニーが否定した報道内にて、ザ・ファクタに取材するも確証無しと報道。
　↓
ザ・ファクタ編集長が、ITmediaや記者個人をおちょくるエントリを書く
　↓
実はITmediaで記事を書いたのはICカードに造詣の深い記者 ← 今ここ


ザ・ファクタ編集長のブログエントリのポイント解説
ポイント1：「足弱記者の典型と言っていい。引用とまた聞きだけで一丁あがりなのだ。」
今回、ザ・ファクタに載った記事は、引用と又聞きのみで構成されたお粗末な文章だった。

ポイント2：「ひとつだけ、お尋ねする。共通カギと公開カギって分かってますか。暗号のイロハですよ。」
ザ・ファクタの記事の中では、「共通鍵方式であることが大きな脆弱性」とされていたが、それは根本的な間違いである。
そしてそれは暗号のイロハであり、この編集長が公開鍵と共有鍵について正しい認識を持っているとは思えない。


蛇足：
この話を聞くと、10年以上前（15年ぐらい前か？）にラジオライフがやらかしたクローン携帯電話の誤報騒動を思い出す。
何ヶ月にも渡って「クローン携帯電話が存在する！！」と特集をうったが、結局、ひとつの実物も確たる根拠も出せなかった。
（後に、実際に編集部にも実物を見た人はいなかったことがわかった。と思ったけど記憶が定かじゃないから括弧にいれとく）


小ネタ：
踊り子：池田信夫
http://blog.goo.ne.jp/ikedanobuo/e/a3648c5745986bf6b6dd835dd635f5f6


この人は、電波関係の話をする度に叩かれるな。