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2007.05.09
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カテゴリ:日常的な出来事
<追記>
当初、タイトルの最後は「製造元判明」としておりましたが、確かに製造元も判明したのですが、ちょっと本文と合わせて読むと、中国で作った、見たいに読めてしまうかもと思い混入元に修正します。
中国からスペインに輸出される時に、偽造されたようです。
ニューヨークタイムズのルートを分かり易く説明しているページ

参考ページ
<追記ここまで>

さて、昨年秋(9月頃から)、パナマで(主に老人と子供に)原因不明の奇病が流行出す。
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致死率が異常に高く、デング熱やナイルウイルスなどが疑われるも、原因不明のママ死者が増える。
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11月頃、FDAなどの協力のもと、原因判明。
咳止めシロップに混入した「ジエチレングリコール」であった。
参考ページ
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2007年、5月6日
追跡調査により、咳止めシロップに混入したジエチレングリコールは、中国から「純粋グリセリン」と偽って出荷された物だと判明。
この時点でパナマでは、死者365人(当局が確認した死者だけでも100人超)に達し、バングラディシュ、アルゼンチン、ナイジェリア、インドなどでも、死者が大量に出ている模様。
そしてこれは、1995年11月に死者90人近く(主に子供)を出した、ハイチでの事件とほとんど類似している事が判明(子供用シロップに添付されたグリセリンがジエチレングリコールに汚染されていた、出所は中国)。
ワシントンポストニューヨークタイムズを筆頭に、(日本以外の)世界中で大々的に報道がくり返される。
CDCニュースメディカル、など。
追跡調査では、中国に存在する問題の薬品工場では、恒常的に闇ブローカーとの取引が行われている事が確認されている。






ほんと、日本は平和で何よりですね(一応書きますが皮肉です)。
とりあえず、日中記者交換協定がどうにかならないと、こういうニュースは報道されないんでしょうかね?





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最終更新日  2007.05.10 22:06:55
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