なんと、純然たる法治国家である（はず）のこの日本で、現役の大臣が自殺した。

松岡農相　関係者に衝撃走る　首つり自殺

おいちゃんは、この人の事を誤解していた。
この人は、とても図太い、飄々とした人で、阿倍政権側に向けられる批判を自らの身体で受け止める、おとりの役目をしていたのだと思っていた。
野党やマスコミがこの人をたたいている間は、他の人には矛先が向かいにくいからね。

だがしかし、どうやら本人はそう思っていたわけでは無いのかもしれない。

おいちゃんは、野党はこの人を責める事で仕事をしている振りができる、与党はこの人が責められている事で自分たちの方に矛先が向かない、というブックがあるんだと思ってた。

だって、異常だもの。
予算の話をするはずの国会で、延々と、野党はこの人の話しかしないんだぜ。


さて、問題はこれからだ。
・野党（とくに社民党）
・マスコミ（とくに朝日、時事）
・与党が憎いあまりに、自分のブログで誹謗中傷していた人
これらがこれからどのような情報を発信するか、それらを見極めないといけない。
こういう時に、品格って物が問われるんだと思うよ。


ちなみに今現在は…

マスコミが、「オレは悪くない。辞任しないヤツが悪い」という印象に持っていこうとしている気配です。
「辞任していれば…」＝元農水相ら弔問続々－松岡氏自殺で衆院議員会館
疑惑に説明責任果たさず＝事務所費「適切に処理」と繰り返す－自殺した松岡氏
＜ここから追記5/29＞
こんな記事来ましたー。
松岡大臣「本当は謝罪したかった」? それを止めた人間はだれか (J-CAST)
ぶっちゃけ、鈴木宗男の話を右から左に流すのはどうかと思いますよ。
あと、記事の中で、他人の言葉を借りて（他の新聞の記事を紹介するという形で）、自殺は阿部首相のせい、と言いきってますね。
睨んだとおりの展開になってきていて、酷い話ですね。
＜ここまで追記5/29＞

誹謗中傷していた個人ブログは、「オレは悪くない、辞任しないヤツが悪い、むしろ阿倍が悪い、というか阿倍の手の物に暗殺された」という方向で行くみたいです。
たとえばこれ。
あと、こんな記事やこんな記事を書いていたここは、ずいぶん嬉しそうに冥福を祈っていますね。