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2007.06.19
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テーマ:私のPC生活(7419)
カテゴリ:日常的な出来事
おいちゃんだが。
仕事の合間にBlogを書く、と言う眠気覚ましである。

さて、次の記事をざっとで良いから読んで欲しい。
<電磁波>WHOが新基準公表 小児白血病の確率2倍に

ニュースはすぐにページが無くなるので、引用しておく。
<引用ここから:改行編集引用者>

<電磁波>WHOが新基準公表 小児白血病の確率2倍に
6月19日1時20分配信 毎日新聞

 送電線などから出る電磁波について、世界保健機関(WHO)は18日、新たな環境保健基準を公表した。各国での医学的調査を基に、平均3~4ミリガウス(ガウスは磁界の強さの単位)以上の磁界に日常的にさらされる子どもは、もっと弱い磁界で暮らす子どもに比べ、小児白血病にかかる確率が2倍程度に高まる可能性を認めた。WHOは新基準に基づき、各国に予防策をとるよう勧めた。

 新基準は電磁波のうち、1秒間に50回または60回変動する送電線の電磁波など、強さが比較的ゆっくり変動する「超低周波」が対象。携帯電話の電磁波は変動が1秒に8億回、電子レンジは20億回以上で対象ではない。
 超低周波に関する医学的調査は各国で実施されており、総合すると、白血病になる率が4ミリガウス以上で約2倍、3ミリガウス以上で1.7倍になると分析されている。国際がん研究機関(IARC)は01年に「発がん性がある可能性がある」と評価した。

 WHOは今回、IARCと同様の結論に到達。しかし、動物や細胞の実験では発がんが立証されず、電磁波と発がんに因果関係があるとまでは言えないと指摘した。
 その上で、予防的考え方に基づいて磁界の強さについての安全指針作り、予防のための磁界測定などの対策をとるよう勧告した。一方で、白血病の増加数は実際に電磁波の影響があるとしても限られていると評価し、予防策の費用は非常に低くすべきだと論じている。

 国立成育医療センターの斎藤友博・成育疫学研究室長によると、小児白血病の患者(0~15歳)は日本で年間800人から1000人程度出ており、5年生存率は8割程度だ。高圧送電線の近くで暮らすなどで4ミリガウス以上の磁界に日常的にさらされている子どもは全体の1%程度とみられる。小児白血病の患者は磁界の影響で年間数人増えている計算だという。

 経済産業省原子力安全・保安院は先月、送電線などの電磁波について、健康影響を考慮し規制を検討する作業部会を設けた。WHOの新基準への対応は、今後この部会で検討する。【高木昭午】

<引用ここまで>


さて、考察である。
考察する理由は、このニュースに関して、「WHOも危険だっていってるから電磁波は危険!」などという人が絶対に出てくるだろうから、そんな無茶な事を言われたときのために、考察しておく次第である。


・前置き

まず、電磁波、と書いてあるけど、基本的に磁場の話だね。
電波、に関係することは何一つ書いてない。
「いや、磁場ができたら電場もできるだろ」というまっとうな意見はちょっと置いておいて。
ポイントは、ここでは、磁場の強さしか問題にされていないって事。

次に、問題にされているのは、50Hzから60Hzあたりの、いわゆる電灯線関係でできる磁場であること。
(携帯電話や電子レンジなどのことは、今回の話には関係ない)

想定としては、高圧送電線などの近くに住んでいるなどして、日常的に晒されているような子供が対象であること。
(小児白血病なので、大人は対象ではない)
(日常的に、と言うのがどの程度の時間なのかはわからない)
白血病だけの話であること。
(他のガンについては言及されてない)


・どの程度危険なのか

平均3から4mG(ミリガウス)の以上の磁場に日常的に晒された場合、小児白血病にかかる割合が2倍程度になる。

ただし、動物や細胞を使った実験では、因果関係が立証されてない。

電磁場と発ガン性に、因果関係があるとは言えない。

それでもなお、予防的観点から、一応、指針を作った。

実際に影響があるとしても、限定的で、対策費用はとても少なくするべきである。


・実際に、どの程度の子供が危険にさらされているのか?

さて、計算してみよう。

まず、0から15歳の小児白血病の患者は800から1,000人/年、とのことなので、1,000人とする。
4mG以上の磁場に日常的に晒されている子供は、全体の1%程度だという。
この、全体、と言うのがなにを指すのかわかりにくいけど…この1,000人のと言うことで計算してみる。
すると、約10人、ぐらいと言うことか。
確率が2倍、と言うことは、このうち5人は発病しなかったかもしれない、と言うわけだな。

数字を大きめに見積もって、年間5人ぐらいか………

0から14歳の人口は、最新の統計(推定数)(PDF)だと1741万人(17,410,000人)とのこと。
小児白血病の確率は、17,410人に1人ぐらいか。
リスク2倍で1/8,705、0.0001%ぐらいか。

確かにこれは、もしリスクが存在したとしても、かなり低い部類に感じる。


・パソコンは平気なの?

電磁波と言えばパソコン、しかもモニター、と言うことで調べてみた。

単位の G(ガウス)T(テスラ)は磁束密度の為、人体の総量としてどのくらい磁場に晒されているのを問題にしているのかはわからない。
日常的にという言葉と、高圧送電線の近くに住むなどしている環境を想定しているので、全身に、と言うのが妥当だと思われる。
そうすると、パソコンのモニターなどでは、全身に浴びることにならないので計算に意味がないのではないか、と言う当然至極もっともな意見もあると思うけど、とりあえず置いておく。

ナナオのページに書いてある所によると、規定的に2.5mG以下であるとのこと。

実際はどうなの?と言う話は、FAQのページに書いてあった。

それによると、
・ブラウン管で100nT(nはナノ
・液晶で10nT
とのこと。

100nT = 1-7T = 1-3G = 1mG


全然大丈夫ですよね。



・個人的意見

おいちゃんの意見としては、全然気にしなくても大丈夫、と言う感じ。
結局のところ、どうしてもWHOとしての指針が必要になったから作ったよ、科学的根拠はないけどね、と言う話だと思う。
(逆に考えると、今のところ、高圧線と小児白血病に因果関係があるという科学的根拠はないよ、とWHOが表明したのは、それはそれでとても意議がある。もしかしたらこっち方が主題だったなんて事はないよね、原文読んでないからわからないけど)

リスク的には、磁場の影響で小児白血病になるよりも、電磁波のことを気にしすぎて胃潰瘍→胃ガンになる確率の方が高いのではないかな。




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最終更新日  2007.06.19 07:43:17
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