おいちゃんですがこんにちわ！

すでに1週間ぐらい前の情報で古いのだけれども、ちょっと考察をメモしておこうと思う。
（その頃ちょうど死にそうになっていて、もう少しで見逃してしまう所だった………）

結構前に（正確には今年の2月に）、Adobeは「Webで動作する無料のPhotoshopをリリースする、半年後ぐらい」と言って、世の中の人々（主に当時CS3を購入予定の人）に何とも言えない微妙な空気を振りまいたのだ。

時は流れ、9月6日、ラスベガスで行われた Photoshop World で、開発バージョンのプレビューデモが行われたらしい。

参考：アドビ、オンライン版「Photoshop Express」をデモ

でだ、このエントリの here's a screenshot と書いてあるリンクで、スクリーンショットが見れる。
（1枚だけだけども）


スクリーンショットからの妄想や、上記 CNET の記事など読むと、これはちょっと良いかもしれない。


かなり前のアドビは、Photoshopの廉価版に、「機能を削減したPhotoshop」という位置づけをしていて、たとえばレイヤーやアクションが無い、微妙に使い物にならないソフトを提供していた。
Photoshop LE とか Element 1.0 とか。
だけども最近は、スタンダードなPhotoshopと操作性を変えている。

これは、良い流れだと思う。

Photoshop は結局のところ、お絵かきソフトではなく、純粋にレタッチソフトであると考えると、この方向性は良いと思う
写真をいじって糊口している人間と、スナップの見栄えをよくしたい人間が同じツールを使う必要はなくて、その人の持っている知識や、その写真にかけることのできる手間によって、違う使い勝手のツールであるべきだ。


翻って、今回の Photoshop Express のスクリーンショットが公開されて、「Photoshopと違う、名前だけ借りたモノ」というネガティブな反応も見受けられる。

結局、Photoshop に何を求めるかの違いだと思うのだけれども、純粋にレタッチソフトとしての進化の方向を考えると、シンプルな方向性で良いと思うけどなぁ。


ただ、回線資源とCPU資源を馬鹿みたいにくいそうだけれども、それはもったいないんじゃね？ と言う疑問はあるけどね。