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テーマ:私のPC生活(7434)
カテゴリ:日常的な出来事
おいちゃんだが、グルジアがヤバい事になってる!
昔から、オリンピックを開催する国に良い感情を持っていない国は、開幕式にあわせて、とんでもない事をする、というのは恒例だ。 例えばすぐに思いつくのは、東京オリンピックの時は、中国が核実験を行った。 今回の北京オリンピックは…ロシアがグルジアに侵攻し始めやがった… google news でグルジアを検索 グルジアという国は、1991年にロシア(当時ソ連)から独立した。 地理的には、トルコの上あたりにある、小さな国だ。 ロシアから見ると地中海、黒海方面に進出するための要。 欧州から見ると、中東から(ロシアを経由せずに)パイプラインをひくときに通る、超重要な場所。 という訳で、グルジアは双方にとって、ほっとけない場所なのだ。 グルジアは、独立してから紆余曲折を経て、現在は親欧州よりの政権によって運営されている。 ただし、グルジアには2つの自治共和国(アブハジアとアジャリア)があり、親ロシアよりの政府がある。 そして、今回問題になる、独立宣言をしている(ただし国際的には認められていない)「南オセチア自治州」がある。 (その独立宣言には、ロシアの後ろ盾があった) 1990年代、グルジアは南オセチア自治州と、南オセチア紛争を行っており、92年に和平合意がなされた。 しかし、その後も戦闘は散発しており、ロシア軍が平和維持軍として南オセチア自治州に駐留していた。 (グルジアは異を唱え、国際的な平和維持軍を投入すべきと主張していた、ロシアは南オセチアの独立と、ロシア領内の北オセチアとの融合及びロシア編入を狙っていたからだ) 報道を見る限り… 8月6日に、グルジア兵が南オセチアの独立派を狙撃 ↓ 独立派の報復 ↓ 8月8日にグルジアが南オセチア侵攻 ↓ ロシアがグルジア侵攻 という流れのようである。 まぁ実際には、数ヶ月前から小競り合いを続けていたようではあるが。 だがしかし、もうちょっと我慢すれば、グルジアはNATOに入れたかもしれない。 そうすれば、こんな隊列をなしたロシアの戦車が向かってくる事も無かっただろうし、国内にNATO軍を駐留させることができたかもしれない。 大体、こんな時期に南オセチアを陥落させたとして、紛争中として、NATOへの参加が遅れるだけじゃないか。 ロシアもロシアだ。 これ幸いと全面戦争に持っていく気だろう。 チェチェン関連や、旧ソ連からの独立組国家に対して、ロシアが本気になるとこんなだぞっていう、いわゆる見せしめ進攻だろうに。 ロシアが本気になれば、グルジアなんて灰燼に帰す。 どこで落としどころがつくのだろうか、この話は… 南オセチアのロシア編入ぐらいで落ち着いたら、安いもんなんじゃないかな、他人事だから言える意見なんだけど。 【グルジア】キンズマラウリ(陶器ボトル) +++ PR +++
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最終更新日
2008.08.09 05:03:50
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