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テーマ:私のPC生活(7434)
カテゴリ:日常的な出来事
さて、これはひどいな、と思ったからエントリ書く、おひさしちゃん。
GIGAZINEが、トンでもエントリを出して、釣られてる奴らが大量にでそうなので、分別のつく大人のふりをするにはこの様な意見展開をすると良いよ、と言うテンプレを書いておく。 (ここにエクスキューズを挟むけど、おいちゃんは別に楽天を擁護したい訳じゃないよ。楽天あんしんショッピングサービスの落とし穴とか読んでもらうとわかると思うけど) 大元のエントリ↓ 楽天、利用者のメールアドレスを含む個人情報を「1件10円」でダウンロード販売していることが判明 釣られている例↓ <ここから追記> 下記のリンク先につきまして、引用されている2chのスレッド内の書き込みに関して、釣られてる、と考えています。 <ここまで追記(追記したからトラックバック外れるかも)> 【情報流出】楽天、利用者のメールアドレスを含む個人情報を「1件10円」でダウンロード販売していることが判明 まず、前出のエントリがどのような内容なのか各自読んでもらうとして、一読すると解るけど、このエントリは、いくつかの話を混ぜ合わせてある。 大きく分けると、 ・CSVで個人情報を販売している ・楽天から(楽天経由で商品を購入した)購入者のメールアドレスが(楽天は渡さないと言っているにもかかわらず)各ショップに漏れている の2つだ。 個人情報にメールアドレスが含まれていることと、楽天はショップに購入者のメールアドレスを渡さないと言っている点で、問題が相互乗り入れしていて複雑に感じるけれども、これはわけて考えないといけない。 結論から言う。 まず、「個人情報を販売しているのか?」という部分は、嘘。 よく読むとわかる(逆に言うとよく読まないとわからない)けど、個人情報は販売してない。 問題のエントリのタイトルをそのまま受け取ると、まるで登録してある情報が無条件に購入できるみたいだけれども、そうじゃない。 自分のショップで行われた取引の情報が、CSVファイルで手に入るだけ。 つまり、そこに記入されている個人情報は、自分のショップで買い物してくれた人の分だけなの。 そしてそれは、お金を払わなくても表示できる。 当たり前だよね、購入してくれた人の名前や送り先が解らないと、商売が出来ないからね。 つまりこれは、個人情報を売っているのではなくて、データコンバート費用なんだ。 大切なのでもう一回書くけど、「無条件に個人情報が購入できるのではなくて、取引情報をCSVに成型してくれるデータコンバート費用」なんだよ。 ちなみに、上記エントリに、「クレジットカード情報を含む(ナンバーや有効期限など)」って書いてあるんだけれども、これって本当なのかな? サンプルのファイルでも隠れてるし、表示されてるスクリーンショットも無く、GIGAZINEが言ってるだけなんだけれども。 次に、「楽天から(楽天経由で商品を購入した)購入者のメールアドレスが各ショップに漏れている」は、本当、ただし大げさで紛らわしい。 上記エントリで言及されている、「NDAを結んだショップにメールアドレスを公開している」は多分本当。 その先でどのように使われているか解らないけど、NDAを見るとだいぶきつい(楽天のシステムを使用しないメール配信の禁止や、違約金の発生など)から、それほど問題に思ってないけどね。 GIGAZINEではさらっと流されているけど、商品の注文時に「自動送信されているメール」から、注文者のメールアドレスがショップにわたっているのは本当、言い逃れの出来ない事実。 (つか、これに関しては、メールを転送するシステムを作って、それで解決するって言っていたはず、導入されている気配がないけど) 大切なことなのでもう一度書くけど、注文者のメールアドレスはショップに渡っている。 ただし、「お金を払うと購入できる」と言う訳ではない。 つまり… 楽天は個人情報を売っていない ショップにメールアドレスが渡ってる と言う事。 今回問題なのは、「(楽天は渡さないと言っていたにもかかわらず)ショップにメールアドレスが渡っている」という点で、「楽天が個人情報を売っている訳ではない」と言うことはおさえておかないといけない。 GIGAZINEは、わざとか、理解できていないのか知らんけど、この2つをごっちゃにして書いてる。 最後にちょろっと個人的な意見を書くと… ショップにメールアドレスが渡ることに関しては、どーでも良い。 (楽天内で)転送メールを挟んで、直にメールのやり取りをしなくても良くなれば、それはそれでもっと良いけどね。 +++ PR +++
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