テーマ:音楽(282)
カテゴリ:音楽・楽器・歌
夫がいつのまにか(いつものこと)抽選に申し込んでいた Bunkamuraオーチャードホールで開かれた 面白いコンサートに行ってきました。 NTTが開発中の「低遅延通信技術」を使って 2地点を繋いでのリアルタイム・リモート演奏も含め 兄弟連弾ピアニストの<レ・フレール>と <東京フィルハーモニー交響楽団>の 音楽会! 渋谷のオーチャードホールと 西新宿のNTTの施設・ICCを使いました。 まずは、 プログラムと共にどんなことをしたのかを。 ------プログラム------ R.シュトラウス 交響詩「ツァラトゥストラはかく語りき」より冒頭 (ホールのオケのみ) J.シュトラウス2世 「美しき青きドナウ」 (ホールのオケのみ) レ・フレール 「On y va!」 (ホールとICCに分かれているお二人の連弾) レ・フレール 「アメリカ民謡メドレー」 (ホールとICCに分かれているお二人の連弾) レ・フレール 「桜」 (ホールのオケとホールとICCに分かれているお二人のコンチェルト) J.ウィリアムズ 映画「E.T.」より「フライングテーマ」 (ホールのオケのみ) V.ヤング 映画「八十日間世界一周」より「アラウンド・ザ・テーマ」 (ホールのオケのみ) レスピーギ 交響詩「ローマの松」より「アッピア街道の松」 (ホールのオケと、ホールとICCに分かれているバンダ) レ・フレール 「空へ」 (ICCから急いで移動してきたお兄様と連弾) レ・フレール 「Boogie Back to YOKOSUKA」 (超絶技巧連弾とオケのコンチェルト) --------------------------- ちなみに「バンダ」というのは クラシックや吹奏楽がお好きな人にはお馴染み ステージではなく 客席など、離れた場所から金管楽器が加わる アンサンブルで バンダの中の二名がリモート演奏でした。 ☆彡 率直な感想 私は日ごろヤマハのシンクルームなどの 「ほぼ遅延がない」システムを使っているのですが 「ほぼ」ということは 使う人の通信環境によってはうまくいかない場合もあり なにしろ相手の顔が見えないので 今回の実証実験のような音楽会には 興味津々でした。 今回、リモート演奏に先立ち 「通常のリモート会議システム」(Zoom?) で一緒にじゃんけんをしてもらったり 連弾してもらったりもして いかに遅延がひどくて音楽には使えないか というのを実感してから 演奏に入ったのですが 私は音楽をやっているので 「ほぼ」よりは感じにくいけれど 「低遅延」と呼ぶ理由がわかるかな~? という感じでした。 でも、実際に同じステージ上にいても 何メートルか離れただけで 音というものは 若干遅れて聴こえるものですし、 なにしろ! お互いの顔や動きを見ながら演奏できている! アイコンタクトをしながら 即興演奏までなさっていました。 「桜」が一番すごかったです。 大きなスクリーンには四分割された映像だったのですが ホールのピアニスト、 指揮者、 ICCのピアニストとピアノ鍵盤が映し出されていて その三人が、それぞれ近くにディスプレイを置いていて それを見ながら演奏なさったんです~ それがとても素敵な曲で…♪ 面白い音楽会を観れて 得した気分にはなりました。 この技術が一般に使えるようになったら… ということをモニタリングするためか 音楽会終了後に、わざわざ専用Wi-Fiを飛ばして QRコードで開く「アンケート」があったのですが (これ自体さすがNTT) アンケートの質問には オンラインレッスンやリモートコンサートについての ものが多かったです。 でもね、私が最後に書いたことは 「NTT回線が使えない地域でも使えるシステムにしてほしい」 「我が家はケーブルテレビ回線しか使えない田舎なので」 でした…orz さて、オーチャードホールを出て せっかく渋谷まで出てきたし アイルランド音楽の「無印4」というCDを 買いたいな~と言って 夫に無印良品まで連れて行ってもらいました。 「無印4」は、調べてもらったらかなりの店舗で 品切れということでしたが 前から行ってみたかった 「Cafe & Meal MUJI」でゆっくりしてきましたよ(^▽^)/ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2022年03月24日 22時29分37秒
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