カテゴリ:ことば・本
2022.6.11、山梨県河口湖近くに行った際 夫が調べておいてくれて ほうとうが食べられる、 且つ私が興味を持ちそうということで 初めて「天下茶屋」へ連れていってくれました。 ここは、作家・太宰治が 昭和13年9月13日~11月16日までの二か月間 滞在した場所です。 その外にも太宰治は山梨県にゆかりがあるのと、 このお店自体が歴史が長く たくさんの著名人の方々が訪れてきた、ということで 建物の二階が 「太宰治記念館」となっています。 天下茶屋は山のかなり高い場所にあって 私たちが行った日は小雨でしたが それでもこの写真のように 河口湖と街並みが広がり とても景色がよかったです。 晴れているときはここに大きな富士山が 堂々と美しい姿を見せてくれるそうです。 -------------- 一階のお店の中には たくさんの、ここを訪れた方々のサイン入り色紙や 昔のポスターやら いくらいても飽きない感じでした。 私は、きのこほうとう をいただきました。 -------------- 「太宰治記念館」には この階段で二階へあがります。 さまざまなものが額装されて 壁一面にかかっていました。 これは、太宰治の自画像ですね。 太宰治が滞在中に使ったお部屋。 その他にも、太宰治や天下茶屋とゆかりのある方々の お写真や資料がありました。 これは、(良くも悪くも?) 太宰治と関係が深かった井伏鱒二が 除幕式であいさつをしたという写真の説明。 この写真は、現在の天皇陛下が 学習院大学のご学友と一緒に 天下茶屋の前で撮影されたお写真。 -------------- 私は、太宰文学に最もはまったのは 高校生だった時期で その頃、太宰をはじめ純文学を読み漁り 授業中も教科書を立ててこっそりと 文庫本を読んでいたのですが、 そんな私でも、太宰治が山梨で約1年半暮らしたことや その理由などは、知りませんでした。 それで、天下茶屋で売っていた この本 <太宰治と天下茶屋>~山梨ふるさと文庫 を入手。 読み始めましたら、 長らく熱心に太宰研究をなさってきた方々の 「実際の太宰治について」が記されていて とても興味深いです。 -------------- 実は、ここに連れて行ってくれた私の夫は 「本を読まない」人です。 純文学など、特に接してこなかったようです。 それでも、 「ほうとう屋さんを検索していたら見つけた」 と言って、 このような歴史ある場所へ連れてきてくれたこと、 これはある種のセンス?といいますか 「自分が好きなことではなくても さやかの好きなことはなんとなくわかる」 …ということでしょうか💦 良いひとときを 感謝です。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2022年06月14日 19時13分34秒
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