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テーマ:韓国!(17270)
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政府、為替調整能力を喪失
~ 外貨準備高190億ドル減少… 為替急騰ブーメラン あるときは成長のために、またあるときは物価のために…。 為替は「利用」された。成長のために輸出振興が必要だと考えられればウォン安にしようとし、物価を安定させるためにはドル爆弾を投げてウォン高に誘導した。政府は言わば外為市場を丸めこんで(?)、為替の上げ下げを繰り返した。<中略> 様々な方法を動員して市場介入に出た結果、外貨準備高は年初に比べて190億ドル減少した。そして外貨準備高の減少は、「9月金融危機説」の核心変数として浮上し、ウォン安に拍車を かけている。 対外債務増加で純債務国転落が切迫するなか、(韓国)国内債券に投資していた外国人たちが一斉に資金を回収すれば、ウォンの急落が再発する可能性がある。ウォン安阻止のために外貨準備高が減少し、外貨準備高減少がまた不安心理を呼んでウォン安をもたらすという悪循環が発生しているわけだ。金融危機説の実現有無を別にしても、外貨準備高減少そのものがウォンに対する投機の糸口を提供し、金融市場を混乱させている。 サムスン・フューチャーズの鄭ミヨン・リサーチチーム長は、「9月金融危機が実現するかという問題をさておくとしても、外貨準備高が減少すれば投機勢力のウォンに対する攻撃が強まる」と予想した。 専門家らは、ウォン安傾向に逆らうことは出来ないと見ている。グローバル金融市場の不安が解消するには多くの時間を要し、我が国も成長率回復と国際収支の改善をすぐには期待でき ないためだ。 韓国銀行の李成太(イ・ソンテ)総裁は2日に国会内で開かれたセミナーの席で、「ウォン安圧力はすぐには消えないだろう。ある程度の為替変動は甘受するほかなく、外貨準備高を温存するか使うかはその時その時の状況によって対処する問題だ」と述べた。 ウォン安傾向が長期化する場合、政府の役割がいつも以上に重要だと専門家らは指摘している。市場の原理を認めつつも、急激な変化による混乱を最小化すべきだということだ。ある外為市場関係者は、「かつて、1140ウォン線を守るため政府が人為的努力をしたあげく失敗を経験したように、為替は外為当局が丸めこむことができる『道具』だいう認識を捨てねばならない。市場の需給を認めて大勢に従う必要がある」と忠告した。 この専門家は、「物価と成長率の間で為替が『操作』可能な価格変数だと認識するのは、本当に危険なことだ」と批判した。しかし同時に、「市場需給がウォン安方向にあるといっても、急激に価格変数が動いて市場が混乱した場合には、その変動を減らしてやるのが外為当局の成すべきことだ」と指摘した。 マネートゥデイ(韓国語)(2008/09/02 18:09) http://news.moneytoday.co.kr/view/mtview.php?no=2008090214153019466 http://kr.news.yahoo.com/service/news/shellview.htm?linkid=4&articleid=2008090218093392114&newssetid=1331 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
Sep 2, 2008 11:07:17 PM
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