2016ポルトガル紀行その11にゃ
ポザーダにチェックイン。 ここは1514年にブラガンサ公爵が建てた女子修道院でポルトガルでは最も豊かな修道院だったそうです。というのも、修道女のほとんどがポルトガル良家の出身で、中にはメイド付きでやって来る女性もいたとか。最後の修道女が神の御許に召されたのが1905年。そして 1997年にポザーダ(国営ホテル)として営業を始めました。 広々とした大サロン奥には暖炉がありました。 レストランへの通路になっている小サロンテーブルに本や雑誌が置かれていて滞在中ご自由に、とあります。 中庭に面しているので、昼間は妙に明るいバーポルトで訪れた ”TAYLOR'S” のボトルもありました。ダイニング(夕食会場)ディナーは外で食べる人が多いのでしょうか。案内してくれたフロントの方がここは小さいけれど、朝食会場のメインダイニングは もっと広いのよと言っていました。絵タイルで飾られた壁面歴史を感じます。 そして3泊滞在する部屋への階段 この階段の先には2部屋あるのみ。プライベートな空間です。お部屋は 眺望・広さが お任せの ダブルルーム。どんな内装か 楽しみです。ドアを開けると、細長い板張りの3畳ほどの空間(クローゼット&冷蔵庫有り)を挟んでバスルームと寝室がありました。まずはバスルームのチェック。広さは十分!近くに大理石の採掘場があるため、洗面台と床は大理石。壁面は レンガ! バスタブもシャワーもありました。 小窓から覗くと、お~! 王宮広場と王宮(左&正面の建物)ビューでした。 反対側の寝室ここは お祈りスペースでしょうか。 そしてベッド。枕元にチョコレートが置いてありました。 部屋の隅には レモン色の ゆったりソファーが置かれていましたが、写真を撮り忘れ。 寝室の窓からの眺めは 中庭!いい感じです。 寝室からバスルームまでは この距離。 宮殿やお城を改修したホテルとは違ってシンプルな客室・調度品ですが、心穏やかに3日間 過ごせそうです。 荷物を置いて、ホテルの探検に出かけます。 回廊への出入り口 ここを修道女が 行き来したのですね。 回廊の小部屋には 修道女のお墓もありました。 大理石の井戸 アズレージョやフレスコ画が残っています。