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先日 なんばグランド花月に行って来ました
初めて生で見る「M1でも有名な若手芸人W」 阿呆の坂田さんの「コメディNo.1」「まるむし商会」、桂文珍さん。 ワクワクしながらの開演 Wの登場に歓喜するミーハーな私 しかしこれが… どうもマイクに声がノッテナイ テンションが上がりきらないままに お客さんの反応もイマイチ だんだんテンションが上がって来たようには見えるも、何かスッキリしないままに終了 さて、続いて出て来た「まるむし商会」 実は私、初めてだったんです。名前も知らなかった しかし、これが面白い Wとの決定的な違いは、テンポとメリハリでした 大きくお腹の中から声を出す場面が 実に効果的に使われていて。 気付くと こちらもテンションが上がっていくのです。 Wの場合、どちらかと言えば、観客を巻き込むというよりは、そのネタの世界を二人きりで演じてる感じ。 観客は、置き去りというような… 「まるむし商会」や「コメディNo.1」は、そこにいる観客を全て意識しているような感じでした。 そういう点でいけば、Wはやはりテレビ向け芸人なのかもしれませんね~ 少なくとも その時点でのお客さんの掴みは、雲泥の差でした。 さてさて、ベテランの漫才ですっかりテンションを上げられた後、登場したのは文珍さん。 声量は 確実に落ちたにもかかわらず、すごいのは その「間」でした。 ゆったり穏やかに話しながらも、その話し口の中から絵が浮かび、場面を鮮明に思い描けるのです。 そして、巧みに「間」を使い、観客の笑いまでも、その噺の中に組み込んでいきます。 しまいには、前に話した内容から、観客にオチを思い浮かばせ、自分で想像したオチで観客が勝手に笑い、 そのオチを敢えて言葉にしつつも、もう一ひねり入れて笑わせてくれるのです。 文珍さん、ホント凄いですね~ さてさて、恋の駆け引き。 これはまさに この「芸」の世界と同じです。 大事なのは、相手を意識した呼吸や、メリハリ、テンポ。 そして相手の想像力を掻き立てる「間」だと思うのです。 この駆け引きを巧みにこなせるようになった時、いつの間にか狙った相手は貴方のテンポにのまれていて、貴方の好きなようにマインドコントロールも可能です お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
November 2, 2007 03:39:50 PM
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