デジタル一眼レフを購入して1年 フォーサーズで頑張るぞ
何時に無く長文です。お暇なら読んでね。自分のカメラで写した写真があまりにもピンボケが多く、なんとかならないかと思って色々と調べていました。超だらだらと思ったことをまとめてみました。結論としては、やっぱOLYMPUSで行こう!って思えました。1つめは愛機E-520のAFの精度があまりよくない事。 丁度次の機種E620やE-30ではセンサーが良くなり精度が上がったが E-520は同じ時期の一眼レフデジカメと比べると正直精度が悪い。2つめはAFの調整がずれているかも知れない事 広角域になると3点フォーカスを1点にしてポイントを選んでもフォーカスがかなりの確立でずれる。たまにずれるのではなく殆どずれる。 初めてのデジタル一眼レフカメラだったので、こんなもんかと思いつつネットで調べたところ調整できた人がいたのを発見。 修理に出す予定。3つめはサポートセンターについて オリンパスにはオリンパスプラザという相談窓口があり、そこに一度持っていってみた。 先に書いておくと、決して悪口ではないです。 相談窓口というからAFの調整や、このカメラの使い方を色々と聞いてみようと思って行ってみた。 やはり老舗のカメラメーカーだけに細かい相談とか、撮影テクニックとか聞けるのかなぁと思ってちょっとワクワクドキドキしながら仕事の合間に行ってみましたが、私の期待とは裏腹に、相談受付をする窓口でした。 まぁ、過度な期待をした私が悪いのですが、残念な気持ちになりました。 今は家電でも通り一遍等のサポートしかしないのは当たり前で、カメラにしたって同じなんでしょう。一々細かい相談に乗っていたら喋り相手を探している年寄りが押しかけ仕事にならないとも思います。 私も期待しなければ残念な気持ちにならないので、そのつもりでお付き合いをしようと思います。4つめはフォーサーズってなんなのか フォーサーズって昔、ハーフサイズのPENを出したじゃないですか。画質とか色々と考えるとやっぱOLYMPUSの考え方は変わってなくて、これで充分でしょ?沢山撮れるし画質も問題ないよ。レンズも結構良いの作ったから気軽にバシャバシャ撮ってよって感じかな。だからこそ、色が良いとか、レンズに甘さがあるとか色々とあるけどそれが良い!っていうのがOM含めてOLYMPUSらしい感じだったとネットや実際に使ってみてそう思った。 なので、フォーサーズとAPS-Cとフルサイズとか比較する人がいるけどそもそもそれも違うのかと思いません?値段からしても一段安い。特にマイクロフォーサーズは正にOLYMPUSの真骨頂だなぁと思う。 2眼カメラなら当たり前なんだけど、レンズ交換式だしミラー付いているからデジタル一眼レフカメラ扱いされているけど違うんじゃないかな。 むしろAPS-Cに追いついてしまったような感じに思えるので、APS-C陣営からすると脅威ではないかなぁ。だってぱっと見た目じゃ差が分からない。フォーサーズには相当な広角域レンズがあるので広角に弱い事ももう無い。 後はファインダーが小さい事だけかも。でもE-3を見ると相当ファインダーも頑張っていて明るいし大きい。値段もミドルクラスと同じ。逆にビギナーには液晶ビューファインダーを採用するらしいのでこれも解消しそうな勢い。 これだけの事が揃っていながらもやはりマーケティング力、開発力では2強には差がつけられている。特にマーケティング力が少ないのは致命的。E-P1でかなり巻き返したけどよりOLYMPUSらしい商品が出てきてくれて楽しい道具を提供してくれれば嬉しいです。5つめはマイナーに対する不安 ネットを見ているとかなりフォーサーズやOLYMPUSに対して、批判的な事が多く書かれています。そのせいか、どうしても不安な気持ちになってしまいます。次のレンズはどうしようかな、このレンズは楽しそうだなと思いつつ考えているのは非常に楽しいのですが、不安があるとどうしてももやもやっとしてしまいます。 でも画質が好きなのでちょっと吹っ切れました。 詳しくは下記に続きます。 E-520を購入してから1年経ち9月にHGシリーズの ZUIKO DIGITAL 14-54mm F2.8-3.5 IIを購入!ついにSTDシリーズ以外のレンズを手に入れました。まだこのレンズの凄さを実感できるまで使い込んでませんが、レンズで写真が変わることを実感できた素晴らしい出会いでした。正直このレンズを買うまで一眼レフの凄さを実感できてませんでした。 次は ZUIKO DIGITAL 50-200mm F2.8-3.5 SWD が欲しいと思ってますが、実売で10万円します。果たしてこのレンズを買ってもいいんだろうか、多分お金を貯めて来年以降購入する予定ですが色々と大丈夫なんだろうかって不安になります。 OLYMPUSのカメラを購入した理由は、OLYMPUSの一体型のデジカメを使い続けていたからです。購入したC-2100というカメラは私の好きな野良猫を撮るのに非常に適したカメラでした。10倍ズームで結構明るいレンズ、マニュアル撮影ができるので物撮りも出来るので200万画素ながらずっと使い続けていました。でも流石にこのカメラのビューファインダーや、AFが正常に作動しなくなり、電池の消費が異常に早くなってきて使えなくなりました。 そこで一眼レフカメラを購入しようと候補に上がったのがOLYMPUS E-520とNikon D60です。値段はどちらも同じぐらいで、手振れ補正が本体と、レンズ内の違いでした。そこで見落としていたのがファインダーでした。まさかこんなにも差があるとは… で、まよったあげく本体の大きさ、私の好きなカメラマンの岩合光昭さんがOLYMPUSユーザー、ちょっとだけ宮崎あおい、元々OLYMPUSユーザーという事からOLYMPUSに決めました。 だってNikonは、本体はコンパクトだけどレンズがでかい、木村卓也で、好きなカメラマンは…知らない、Nikonは使ったことが無い。Canonという選択肢は実は無くまったく候補には上がりませんでした。昔から操作性と画質が苦手なんです。 で、そんな思いも有りE-520に決定し購入しました。購入してからはほぼ1年間毎日持ち歩き使っていました。満足しているところは・本体が小さく軽く持ち歩きに適している。・猫を撮る事が多いので夕方の撮影が多く、手振れ補正があるのは非常に助かる。・デザインが昔ながらのカメラっぽく好き・望遠レンズが非常に小さく軽い。不満なところ・ピントが合っているのか合ってないのかわからない小さなファインダー・AFセンサーを1点にしてもピントがずれる事が多いAF・焦点距離が2倍のためボケが弱い 不満なところはE-30を購入すればほぼ解消します。ボケはOM用の50mmF1.4を使ってみましたが開放F2.0があれば好きなボケも出るのが分かり問題なし。シグマの30mmF1.4があるしね~って考えると後は、フォーサーズでもまったく問題無いって思えます。ですが!他社に比べるとAFはあまり良くないみたいです。それは仕方が無いので明るいファインダーで見て補正します。欲を言えば、18-250mmのような超万能レンズがあればいいなぁなんて思いますが、SIGMA辺りで出してくれると大変嬉しいです。フォーサーズだけ出てないんですよ。ZUIKO DIGITAL ED 18-180mmもあるので、殆ど問題ないのですが、もうちっと欲しいのですよ。でもよくよく考えてみると4/3で36-360mmなんですよね。ASP-C換算で25-450mmmまでカバーできるズームレンズって凄いです。でもこのレンズって殆どがF3.5-6.3とかF3.5-6.5とかなんですよね。目が悪くてファインダーが小さくて感度が超影響するAFではこの暗さはキツイのです。ピンボケなんて気合でねじ込むほどの若さがあれば良いのですが、それは無理。「おっさんに優しい=高いカメラ」になっちゃうんだなぁ。家の中で、借りた70-300mmを取り回して居た時に、重い…すっごい重い。50-200mmなんてもっと重たいのにどうするんだ…。でも欲しいなぁ。だってF2.8-3.5ですよ。手振れもAFも補える。これは筋肉トレーニングしかない!逆の発想ですが、若さを取り戻すために筋トレですよ。良い意味でおっさんに優しいです。健康にならないと辛いからね。 NikonやCannonはTAMRON、SIGMAなど様々な選択肢があるのですが、フォーサーズはちょっと少ないなぁと思いつつ、よくよく見ていると良いのが揃っているのですね。他人の芝生は良く見えるっていうのと同じですね。 多分今はOLYMPUSのHGシリーズを揃えるつもりですが、それを揃えるうちにSHGシリーズのよさが分かってきてそれを揃えたくなるのでしょう。 その前にOMレンズで楽しんでみるの良いのかもしれませんね。 そんなわけで、フォーサーズに関する不安は結構なくなりました。でも技術的には他のメーカーのカメラを使ってみたい気持ちもあります。財力があれば浮気しても良いのかもしれませんが、そんな余裕も無いので無理でしょうね。 折角OLYMPUSさんを選んだので、そのまま使い続けさせてもらいたいと思います。