オリンパスE-5は楽しかった。
ちょっと残念な事に、オリンパスのE-5が殆ど雑誌に取り上げられていません。そりゃマイナーチェンジですから仕方が無いのは分かっていますが、2ヶ月連続で取り上げられたのは提供した記事ぐらいしかなく、雑誌社が自分で記事にしたレビュー的なものは殆どありませんでした。まぁ、丁度D7000、60Dなど、本当に売れ線のカメラも同時期に出てきた為完全に埋もれています。ペンタックスのK-5は良い取り上げられ方をしているのになぁ。これがマーケティングの力!開発力の力か!と思いつつE-5を応援しているのです。ちなみに、E-5は予約していません。だってその前にレンズが欲しいので、レンズ買った後に地道にお金貯めてその時に買いますよ。で、その肝心のE-5ですが、先日触ってきました。オリンパスプラザに行ってE-5をいじってきました。持った感じや見た目はE-3なんで変わり映えはしませんでしたがでも、やはり良いです。ファインダーは相変わらず見易いしバリアングルモニターがまた充分に見易くなりました。これならピント合わせがモニターだけで出来ます。動画性能はPENシリーズと同じに思えましたが、これだけ大きいと安定感がありまったく違います。本当はビデオカメラと同じように肩に担いだり、取っ手が無いとカメラを振り回し辛いのでしょうがE-5ほどのボディがあれば面白いですね。これで追っかけAFが使えれば文句ないです。この機能は確認出来ませんでした。バリアングルモニターでズームをして更にフォーカスするのは大変ですが面白かったです。本物のビデオカメラを操作するのもこんな感じなんでしょう。初めて動画が楽しいと思いました。これ手に入れたら、ほんと10年以上使えるカメラなんだと考えました。今のE-520ですらそう思っているのでE-5は20年かな。それと、人が全然居ない事をいい事に、レンズもとっかえて遊ばせて貰いました。ZD14-54IIとZD1260ではピントの山の捕まえ易さが違います。ZD1260の方がより分かりやすくE-520でも充分分かりました。流石だなぁ、描写力も良いらしいので値段が高いのも頷けます。ZD50とか,ZD150をとっかえひっかえ遊んでましたけどやっぱF2.0は明るいなぁ。20年後にはこの辺まで揃っているといいな。後、ギャラリーでカメラマン山下伸さんの個展を見てきました。A2ぐらいのパネルにアートフィルターを使った女の子達のキュートな写真が沢山飾ってありました。女の子を撮影した写真なんてほんとそこら彼処に溢れているのに山下さんの写真からは「想い」が伝わってくるような気がします。ただ綺麗に可愛く撮っている写真じゃなくて「生」の彼女達が居た証を写真に残している流石プロです。このようにパネルにしてじっくり眺めるとほんと感動すら覚えるのに、雑誌の広告で同じ写真を見てもさらりと流してしまうのは何でなんだろう。展示の仕方で見る側の意識も相当変化するって事ですね。後、知り合いにキャノンG11をちょっと弄らせてもらいました。この操作性は素晴らしいです。これなら持ち歩き用にぴったりなカメラだなぁと思いました。高感度も、画質も充分だしねぇ。でもDP1も捨てがたい。次に出るオリンパスのハイエンドコンパクトも良いかもしれない他にも・・・なんか欲しいものが沢山あるって幸せだなぁと思いました。