ストロボシステム ニッシン MGシリーズを使ってみて
以前オリンパスのフラッシュのシステムとして使えるリモートのシステムとしてはCuctas V6という香港メーカーの無線リモートシステムしか無かったので、その後継機のCactusV6IIとFL-900R,FL-50R,FL600Rを使って多灯撮影をしていました。で、丁度コロナ禍に入る時直前にMG10を買ってみたのですが、多灯をするにはCactusV6IIを使ってFL-900RやFL-50Rで無理矢理やっていました。そこでようやくMG80proを購入したので、これで2灯が完成し、コロナも落ち着いて2022年7月に撮影再開となりました。これでかなり良い感じに撮影が出来ると意気込んだのですが、照明機材のグレードアップやレンズなども含め思うように撮影が出来ずにいました。そんな中で撮影出来たのがこちらです。後ろの文字は猫足プロジェクターにMG80proを使用しキーのメインライトはオパライト2号機にMG10で撮影しています。被写体:奈蜘さんこの時はMG80proはバッテリー切れでMG80proにNi-MHのeneloopに交換して使用した為、非常にストレスが溜まり、すぐさまLi-ionバッテリーを追加購入しました。こちらは真ん中を猫足プロジェクターでMG80proとオパライト2号機+MG10で撮影。被写体・文字:ネコナさん、桐乃さんこの時はMG80proがバッテリー切れで交換しました。被写体にかかる光は、レースの布+CactusV6II+FL-900R、全体を照らす為にオパライト2号機+MG10、MG80proを直灯でバウンズさせています。とこんな感じでなんとか2灯や無理くり3灯での撮影を行っていました。ただ、どうしても光らないとかセッティングを随時変えなければならないとかで意外とストレスがあったりしてもどかしく思っていました。撮影枚数も500枚程で依然と変わらないし、セッティングに時間がかかかり思ったようなシーンが何個も撮影出来ない状態でした。そこで一台MGシリーズを買わないと効率アップにならないと判断しMG8を追加購入しました。本当は年明けまでは機材の購入は控えてOM-1が欲しかったのです。でも撮影自体がままならないのであればMG8が絶対に必要です。そしてMG8を使って猫足プロジェクターを使用して撮影できたのがこちらです。暗い表現ですが、この感じで撮影出来たのはほんと感動ものでした!ですが、この時は、ちょっと他の撮影で時間を取られ過ぎてあまりこの手の撮影ができませんでした。猫足プロジェクターにMG8、メインはオパライト2号機+MG80proただこの時はMG80proにモデリングライトを使用し過ぎて、オーバーヒートが発生して、暫く使えなくなりました。MG10とMG8はオーバーヒートもバッテリー切れも無くストレスフリーです。そして、MG10,MG8,MG80proの3台体制で挑んだ2回目の撮影では、かなりストロボの役割が出来上がったので、バッテリー切れもオーバーヒートもなく660枚の撮影が可能となりました。これは巨大オパライトくん+MG10、洗面器くん+MG80proでの撮影。モデル:みやさとさん機材の管理やコントロールが出来るとここまで撮影が楽になるのだなぁと思った撮影でした。今まで使い慣れたストロボアクセサリーにMGシリーズをマッチングさせて撮影しましたが信頼できるシステムができると撮影も更に挑めるようになります。左が巨大オパライトくんとMG10.右がオパライトくん2号機とMG8これは本当に楽しくてよりライティングで撮影が出来る幅が広がったように思えます。MGシリーズによって作品のレベルが確実に上がりました。これからはこのシステムでいい作品を作っていこうと思います。