|
カテゴリ:カテゴリ未分類
ワーキングディスタンスってご存知でしょうか?
被写体までの距離の事を言うのですが、カメラのセンサー部から撮影出来るまでの 距離の事を言います。 レンズのスペックを見ると「最短撮影距離」って書いてあります。 ワーキングディスタンスはこの事です。 私は出来るだけマイクロフォーサーズでもボケが欲しいのとピンポイントに絵を絞りたいと 思った時には寄って最短撮影距離に近い状態で撮影をする様にしています。 M.Zuiko Digital 12-40mm F2.8 PROで確認 ワイド側は16cm テレ側は20cm カメラを本格的に使い始めたのがオリンパスのカメラだったのですが このオリンパスのレンズの特徴として最短撮影距離が短い傾向にあります。 たまに他メーカーのカメラを使うと、操作性よりもこのワーキングディスタンスに 戸惑います。 シグマさんのレンズで最短撮影距離を確認 35mm F1.4 DG HSM → 30cm 50mm F1.4 DG HSM → 40cm 105mm F1.4 DG HSM → 85cm 24-70mm F2.8 DG OS HSM → 35cm とこんな感じで オリンパスのレンズだと M.Zuiko Digital 17mm F1.2 PRO (35mm換算35mm) → 20cm M.Zuiko Digital 25mm F1.2 PRO (35mm換算50mm) → 30cm M.Zuiko Digital 45mm F1.2 PRO (35mm換算90mm) → 50cm M.Zuiko Digital 12-40mm F2.8 PRO (35mm換算24-80mm) → 20cm となります。 焦点距離を見ればシグマ50mmとオリ45mmだとオリンパスの方が長いのですが 焦点距離でワーキングディスタンスはかなり決まってしまいます。 そうなると、センサーサイズが半分しかないマイクロフォーサーズの規格だと 寄れるのですが、これが私にとってメリットになっています。 勿論センサーサイズが小さい為、立体感とかボケの感じとか35mmに比べれば 違いますが、それはそれでむしろ特徴となります。 マクロレンズでなくても寄れるという事は、寄って得られるボケや表現力は 独特のモノになります。 マイクロフォーサーズのレンズでオリンパスのレンズを持っている方は、一歩踏み込んで 撮る事をお勧めします。 E-M1markII + SIGMA 56mm F1.4 DCDN モデル:美月さん この写真もシグマレンズで撮影したのですが、56mmだとフルサイズではアップで撮影はできません。 マイクロフォーサーズ規格だと、これだけ寄った絵で撮影が出来ます。 APS-Cの方も1.5で計算になりますが、同じ様な効果がありますので意識して楽しんでみてください。 ちょっと写真の質が変わりますよ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
|