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カメラの設定は前回の書きましたが、実はどうカメラを使うかが実は一番大事なのではないでしょうか
鳥撮影を始めた頃に比べて何処が違うのかを検証してみます。 〇第一ステップ 鳥を撮り始めた頃は、撮影モードは絞り優先で特にISOは基本200で撮影していました。 でも鳥ってあまり日の当たる場所に出てこないので、大抵日陰なんですよね。 なのでブレます。なので日陰でも撮影できるようにするのが先ず第一ステップでした。 ISOを800にして、ブレれを防ぎ、高速シャッターに対応できるように、電子シャッターに しています。ISOを上げるとシャッタースピードが1/4000を超える事が有るので この電子シャッターの対応は重要なポイントでした。 〇第二ステップ 次に鳥を撮影する時には鳥を発見しなければなりません。鳥の発見は「その1」で 書いてます。 で発見したら勿論ファインダー内に入れなければいけません。 これが第二ステップですね。 これも慣れるしか無いのですが、カメラとレンズの軸を自分の目線に合わせてファインダーを 覗きます。私の使っているレンズM.Zuiko Digital 40-150mm F2.8 PROは 換算で300mmの画角なので、約5度しかない! 狭っ! なので、軸を合わせながらピストルを構えるようにレンズとカメラを目の位置に持って行きます。 もう、これは何度も頑張って体感で慣れるしか無いです。鳥で頑張る前に、枝の先とか何か目印を 自分で見付けて練習あるのみです。単焦点レンズで換算で400mmとかそれ以上の望遠レンズを持っている方は凄いですよね。ズームレンズなら200mm程度で一旦補足してズームするとか方法がありますが 単焦点だとどーやっているのかなぁ??気合ですかね? 〇第三ステップ ピント合わせです。 シジュウカラさんが桜の枝にとまっています。 この撮影をしようとしても、手前に枝が来ているので、普通のAFのターゲットでは手前にピントがきてしまいます。 なので、AFをターゲットを一番小さいのにして、撮影をしています。 基本はトリミングしてからアップするので、鳥が中央に来るように撮影をしています。 トリミングした写真 桜とか梅とかを撮る時は右下に鳥を配置するとかしたいところですが、そんな難しい事を するよりも鳥がしっかり撮れないとそんな事は夢物語なので、AFターゲットは基本中央です。 ただ、こんな場所ではターゲットを詳細にしても全然合わせられません。 こんな時は、もうC-AF(MF)を選択しるので、ピントリングを動かして手動で無理矢理合わせます。 トリミングした写真 ピントがばっちりでした! これ、シジュウカラさんがカマキリの卵を食っているシーンでした。 なので、詳細ターゲットでピントを合わせられるかがポイントです。それが出来るようになるまでひたすら練習です。鳥が発見できたらすぐにピントを合わせる。その繰り返しです。 これが第三ステップです。 〇最後に 目で鳥を視認したら、直ぐにファインダーを覗いて、被写体を画面中央に持って行き、シャッター半押ししてAFさせたらシャッターボタンを押し込んで連写します。 被写体が移動するまで切りまくります。この間約3秒~5秒、撮影するまでが2秒以内で行わないと鳥が移動してしまいます。 なので、ここでAFターゲットがとか、ISOとか絞りとかを設定していると鳥は何処かに行ってしまいます。 人物撮影とか景色とかは自在に撮影者がコントロールできますが、鳥は被写体を補足する事が一番大事なので撮ってから考える方法にしています。 多分鳥撮影のベテランさんは、背景や光の当たり方などを考慮して、鳥がどんな時間にどこに来るのかまで把握していると思います。私はそこまではやりませんので、撮れる事が目的です。 なので画面中央に鳥が来て撮影出来ればOKだと思っています。 それが出来るようになると、こんな鳥も撮れるようになりました! アップのウグイスさんです。 木の葉と葉の隙間からちょっと顔を出している時に撮らせてもらいました。 これが出来るようになってからようやく鳥撮影が楽しくなってきました。 是非カメラを使い熟して鳥を撮影してみてください。 楽しみが一つ増えると思いますよ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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