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カテゴリ:カメラ
CP+2023でニッシンストロボのMGXを昨日拝見させて貰った時に、
薄いので光量を上げたい時は重ねて増やせるとプレゼンしていました。 [ニッシンデジタルさんのWEBサイトMGXのページから引用] 増やすと光量だけではなく閃光時間のコントロールができると言ってました。 ただ、閃光時間とはなんでしょうね?と思う方が多いと思うので解説しておきます。 MGXの閃光時間をニッシンさんのHPの仕様から見ると 閃光時間:1/1,000秒~1/40,000秒となっています。 これはストロボが光っている間の時間となります。 光量が多い程遅くなりますが、一番長くて1/1000秒です。 シャッタースピードとの関係もあるので細かく書くとややこしいのでここでは 簡単に書きますが、その一瞬だけの時間を捉える事ができるわけす。 そうなるとシャッタースピードには依存せず真っ暗な状態であれば ストロボが映し出した時間分だけの映像をセンサーに映しこむ事が可能となります。 即ち1/1000秒より短い世界となります。 でもこの1/1000秒って実は早いけど早く動く物体を止めるにはこれでは足りません。 踊っている人の足先や指先の動きを止めるは1/2000以上必要です。 MGXであれば、光量を下げると1/10,000や1/20,000が可能となります。 これで光量が下がってしまったのでそれを補うため台数を重ねれば閃光時間を変えずに 光量アップが可能となります。 今までは太陽光が凄い状態でしか動きを止められないのがストロボによって可能となるわけです。 プロの方はクリップオンストロボ(スピードライト)が閃光時間短いと知っていて、 大型ストロボではなくスピードライトを何個も使用して撮影している方がいます。 動きを止めるならスピードライトだ!と言っていたのはこの事です。 ハイスピードシンクロ(HSS)と何が違うのかと言うとハイスピードシンクロは シャッター幕と連動して発光させます。その為、シャッタースピードの限界がそのまま限界値となります。 その為、シャッタースピードの限界がそのまま限界値となります。 今のカメラは1/4000が限界ですので、それ以上短くする事が出来ません。 HSSはストロボをかなり細かく連続発光させるため、光量が半分以下になります。かつ負荷が大きい為 ストロボの寿命が短くなります。 ストロボの閃光時間は更に早い為より早い対応が可能となります。 その為MGXは重ねて使用できる事を売りにして2個、3個、4個と合体させ閃光スピードを より稼げる事を売りにしています。これはとても面白いです。 で、私の持っているのはMG10なので、このストロボの特徴として、発光管が2つあります。 [ニッシンデジタルさんのWEBサイトMGXのページから引用] これは先程説明した通りで、2個なら閃光時間が短くなるという事です。なので単に大きいというだけではなく光量に対して閃光時間が短いのです。 閃光時間: MG10 1/400~1/20,000秒 165W 発光管2個 MG8 1/400~1/20,000秒 82.5W 発光管1個 MGXの閃光時間は1/1,000秒~1/40,000秒なので半分の閃光時間です。 MGXは今までよりも閃光時間が短かったのでそれを売りにしていたって事ですね。 光量だけで言えば中華メーカーのストロボの方が安いので、それに対抗する為に このシステムを考案したのだと思っています。 私の使い方の問題だと思いますが、中華メーカーのは直ぐに壊れてしまうのでコストパフォーマンスは 低く割に合いません。 その上でもこのニッシンさんのストロボシステムはとても気に入っています。 追加で更に購入を検討する場合はこのMGXは候補の一つになっています。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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