アロマとアクセサリーの小さなアトリエ便り。

最近、ある方から、

「サロンでは、どのようなヒーリングを行っているのですか？」と、きかれました。


そのとき、何もほとんど考えずに、私の口から出た言葉は、

自分の膝に自分の両手をピッタリと、当てるしぐさをしながら。。。。


「手を、こうして、お体に当てるヒーリングです」でした。

その方は、ヒーリングの種類を訊いてくださったのかもしれないです。


でも、優しく微笑んで、

「そうですね、温かい、手のひらのぬくもりは、素晴らしいヒーリングですね。素敵ですね」

と、言って下さいました。


そんなやりとりで、私は、改めて自分の原点にまた気がつけたというか、

私は、手を使って、タッチすること、

そして、なにか目には見えないけど、あたたかい場を、お客様と共同で、

作り出すことが、好きなんだなあ、

それを、使命と感じているんだなあということでした。


私は、ずっと、「見えない」ことに、自信が持てないまま、

ヒーリングを含めたセッションを行ってきたように思います。

つまり、透視能力についてです。

みえないまま、エネルギーを扱うお仕事をしていいのかなと。

みえたほうが、的確にセッションができるのではと。

なので、見えるように、透視能力を開発するための、学びをしようかなと、

真剣に悩んだ時期もありました。


でも、このままでいいんだと、わかりました。

あきらめとかではなく、こころからそう思いました。


目には見えなくても、感じていることは確かであり、

私は、その感覚を、この手を、大事に使って、信じていこうと思います。


良く今まで、たくさんの方から、

もっと自信を持っていいんだよと、あたたかいメッセージをいただいてきました。


最近やっと、こころから、

自分の資質というか、ヒーリングのちからを、愛のために、奉仕のために使わせていただくこと、

そして、パワーについて、恐れを持たずに、

自分を信じて表現することを、

選択できるようになってきたと思います。


私にとっての、自信とは。。。。

ゆだねること、そして、自分の手を通して流れているこのヒーリングエネルギーの源泉を、

信頼し続けることだったのですね。


そうして、私のヒーリングの記憶の原点は、

お母さんが、私が小学２年生のころ。

ひどい風邪を引いて、吐き気に苦しんでいたら、

夜通し、背中をさすってくれた、優しい手のぬくもり。


暖かい手が触れている間だけは、

まるで、まほうのように、痛みや吐き気がおさまって。

とても安らかな気分になるのです。


やさしさをささえる、つよさをもった、


そんな母のような、手を持つひとに、私もなりたいのです。

 

 

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