カテゴリ:健康に関する話題
昨日の昼は雲一つない青空で、この時期こちらでは珍しくらいの晴天だった。
しかし、天気予報の通り、夕方から急に曇り出し、一気に雷とともに雨風の天候。 気圧の谷が通過。その悪天候は今日も一日続いている。 とにかく強い風に雨。とても日曜日であっても行楽に出かけられるような状態でない。 温度も下がり、一日中ストーブが必要だった。 この変則的な天候は、私達の体にも注意が必要である。 16日未明に、急性脳梗塞でサッカー日本代表のオシム監督が倒れたという衝撃的なニュースも入って来ている。 同じ脳梗塞で倒れた私のオフクロが夕方には木曜日から三泊四日のショートステイから帰って来た。 帰ってくるなり「頭がおかしくなり、何処へ行って来たのかさっぱりワケが分らない」と口走っている。 やっぱりボケがすすんできているようだ。 いつもだとこの間に私達夫婦は一泊旅行にいくのだが、今月は中止して日帰り行楽で紅葉見物(15日の日記に紹介した中野邸美術館ともみじ園)にしたのであった。 ネットニュースでも「これからヒートショック」に注意が必要だと報じられている。 今日のような天候で、大陸から寒気が押し寄せ、にわかに肌寒くなる。そして私達の体は急激な温度変化にさらされ血圧が急上昇、急降下することになる。 特に高齢者は脳血管障害につながりやすく、脱衣所や浴室、トイレなどで倒れる人が少なくない。 年間1万4000人とも推計されるヒートショックによる死者が出ていると言うから他人事ではない。 暖房の効いた部屋から寒い廊下に出て、ブルブル震えるようなときは、血管が収縮し血圧が急激に上昇している。 とくに高齢者は血管がもろくなっているうえ、血圧の上昇幅が大きく、脳出血などを起こしやすいという。 一方、入浴などで急に体が温められると、今度は血管が広がって急激に血圧が低下し、さらに発汗で血液粘度が上昇する。そのため脳梗塞や心筋梗塞、失神などを起こす危険性がある。 現に、私の妻の母親はいまから15年くらい前に、お風呂に入ったまま息を引きとっている。 厚生労働省の調査では、風呂でおぼれ死んだ人はここ数年、3000人前後で推移している。平成18年は3316人で、うち65歳以上は89%を占めている。 私も65歳を過ぎており、時々風呂に入ったまま気持ちよくなり居眠りすることがある。 これは危険だと自分でも思っている。 あまり長く入っていると、心配して妻が覗きにきたこともあった。 ネットに載っていた入浴時の血圧変化のグラフを見てみよう。こんなに極端に上下するとは思ってもいませんでした。 自分自身の健康管理をしっかりしていかなければいけないと、あらためて思った次第です。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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