オニャンキーの世界

もしかしたら、おふくろの容態に対し、重大な判断ミスを犯していたかもしれません。

オフクロの体温、ず～っと１か月近く微熱が続いており、自宅療養を余儀なくされいていました。
ディサービスセンターでは３７度以上の体温があると預ってもらえません。
オフクロはこれまで３６.４度～３８度をいったりきたりで、一日たりとも３６度台が継続することがありませんでした。
しかしあまりも長く同じ状態なのでいささか疑問をもちました。
この体温計ホントに正しい計測しているのか

実は１か月前、４２度近い高熱の時たまたま使っていたデジタル表示の体温計が電池キレをおこし表示しなくなったのです。
すぐ近くのドラッグストアに行って、一番高級（高額）な体温計を買ってきました。
『予測１０秒（平均）・瞬間センシングで正確測定』とあり、３０００円以上しました。
オフクロのように身体が不自由な人には、わずか１０秒ほど脇の下に入れてるだけで体温が表示されるのでとても便利だと思いました。
しかし、測る度に０.５度くらいの違いがあるのでちょっと信頼性がなくなりつつありました。

そこで、今日あらたに今度は予測などしない体温計（これは１０００円ほどの安い物）を買って来ました。
これは１～３分経たないと「ピピッ♪」と検温完了のブザーが鳴りません。
まずいつもと同じようにオフクロの体温を両方比較測定してみました。
　　　　　　　予測体温計（１０秒）　　本日購入体温計（１～３分）
１６時半測定　　　３７.０度　　　　　　　３６.６度
２１時半測定　　　３６.８度　　　　　　　３６.１度
２３時半測定　　　３６.９度　　　　　　　３６.１度

あきらかに違いがあります。今日買ってきたものは３回とも低く出ます。

そこで私の体温を実際測って比べてみました。
１０秒計は３６．４度　　本日購入品（正味３分かかった）３５．５度
何と約１度近くも差がある。

説明書をよく読むと次のようなことが書いてあります。
１０秒検温のしくみ（なぜ早く測れるか）
体温とは体深部の温度のことです。この体深部の温度をわきや口中で知るためには温度変化がなくなり、安定した体温（平衡温）を測る必要があります。
一般的に平衡温を測るには、わきで約１０分、口中で約５分かかります。この体温計○○には約１０秒間の検温で１０分後／５分後の平衡温を予測する最新技術が盛り込まれています。

うかつでした。あまりにも最新式の体温計を過信し過ぎていたようです。
もしかしたらオフクロはもう自宅療養などしてなくてもよかったのかもしれません。
だって食欲も旺盛で血便も１０日以上止まっています。
明日様子を見て、あまり変わりがないのならまた前のようにディサービス復活してもらうつもりでおります。

一時は４月まで保たないかもしれないとまで心配されたオフクロの容態。
前から比べれば弱って来ていることは間違いないのですが、毎日家のベッドでじ～と寝ているのが果たしていいのかどうか。
外部の刺激に触れさせることも必要ではないかと思います。
無理しない程度でお風呂にも入れてもらえます。
正直身体を２度ほど拭いただけで、お風呂は１か月以上入っておりません。
やっぱりお尻が臭いです

皆様にはいろいろご心配いただき感謝しておりますが、こんな状態ですので取り敢えずご報告しておきます。