カテゴリ:国際問題
北京オリンピック開催がすぐそこまで迫っているのに、不安材料は一向に減らない。
いや、むしろ増えている。 色んな制限もあって、今までのように楽しく観戦ムードに浸っていられそうもない。 こうなると、わざわざ高いお金を使って現地まで行かなくとも、自宅のテレビで我慢しようという人も増えておかしくない。 そのいい例が、ある観光会社がオリンピックツアーで確保した枠がまだ4割も埋まっていないと嘆いていた。 私達夫婦は今から7年前、結婚30周年記念日を北京の五つ星ホテルで過ごした。 万里の長城も、天安門広場も、故宮もゆっくり見物出来たし、買い物も自由に出来て、危険など少しも感じなかった。 ただ、オリンピックに向けて建設ラッシュの兆候が見られた。 「またオリンピックの時には来たいね」なんて話もしていた。 でもその後小泉政権になり、反日運動が活発で不穏な状態と化し、とても再び中国へ行く気は起こらなくなった。 反日運動は下火になったが、大気汚染、毒物餃子をはじめとする食料の安全問題、そして暴動騒動・・・・中国が抱える不安材料はこと欠かない。 いまさらどうしようもないだろうが、きっとIOCも北京オリンピック開催は時期尚早だったと後悔しているのではなかろうか。 テロ問題がこう問題視され始めると、果たして石原都知事が名乗りを上げている「東京オリンピック」誘致を積極的に進めることがいいのか話題になるのではなかろうか。 だって、北京の繁華街は治安のためみんな店を閉じさせられている。 オリンピック観光客目当ての商売が事実上不可能のようだ。 日本も体よく2次審査で落選した方がいいと思う人が多くなるのではあるまいか? お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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